虫食い跡が無数にあるケヤキ一枚板をオイル塗装

けやき一枚板です。

サイズは小ぶりな

1400×300~600×45㎜

このケヤキは

樹齢が高く

天然杉のように

年輪が細かいです。

そのような

年輪が細かい木なので

原木の外側部分は

入り組んだ木目が見えて

動きがある景色を

見せてくれます。

しかし

仕入れたときから

わかっていたことですが、

白太の部分の

虫食いがひどく、

大部分の白太は

虫害にあっている感じです。

赤身との境界まで

白太に虫穴が開いています。

耳の部分にも

皮と白太の間で

冬を越す幼虫が跡が

迷路のような文様を残しています。

白太の虫穴は

接着剤をつめて

パテ埋め補修をしました。

耳の虫が食べた跡は

削り込むしかなく、

削り込んでも

木目がでてきて

しまうことが容易にわかるので、

今回は

虫の食べた後を

そのまま残して

オイル塗装することにしました。

オイル塗装

小ぶりなケヤキ一枚板を

オイル仕上げで塗装して

仕上げました。

サイズは

1400×300~600×45㎜

無数の虫穴と

虫が食べた後は

そのまま

残して仕上げることに

しました。

なかなか

このような仕上げをする

ことも無いので、

珍しいかとは思います。

そして

好みの分かれるところかも

しれません。

茶室に使われる

材料にも

あえて虫食いを

使うこともあります。

あるがままを

そのまま表現して

そこに景色を見る

このケヤキ一枚板も

そのように

感じていただけたらと

思います。

が

はたして景色になったのか、、、、

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
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