高樹齢の杉一枚板をテーブル天板に仕上げる

秋田の市場で仕入れていた

樹齢の高い杉一枚板の

素材です。

製材されただけの

まだ削りもされていない

荒木の段階です。

板の一部にみえる

大きな節は

流れ節になっていて

その近くには

30㎝ほどある

大きな割れになっています。

それ以外は

上の方に

ひとつ、中ほどに

小さな生き節があるくらいで

全体的には柾目の中に

中板目(なかいため)杢があり

おとなしい感じの

木目になっています。

思い切って50㎝カット

この一枚板を仕上げるにあたって

割れなどをパテ埋めして

節をいかして

このまま2ｍの長さで仕上げるか

それとも思い切って

切り落としてしまうか

思慮していましたが、

どうも

大きな流れ節が

アクセントとして

景色となるには

余計な感じに思えてきていて

長さは短くなるのですが、

思い切ってカットすることにしました。

プレーナー仕上げが

終わった状態の杉一枚板。

削ったことで

割れたところが

かなり目立っています。

割れた部分が

流れ節の近くでよかったと

思います。

サイズも決まって

カットしています。

切り落とされた端材

切り落とされた端材も

50㎝ほどあるので

これはこれで

何かに使えそう

端材もひとつひとつ

製材機で

カタチを整えます。

端材ですが

年輪がこまかく

存在感あります。

主役の一枚板のほうも

カタチを整えていきます。

オイル塗装

補修や耳仕上げ

表面の浮造り(うづくり)仕上げなどが

おわり

これから

オイル塗装をしていきます。

植物油のオイル仕上げ＆解説動画

すぎ一枚板【高樹齢】　
1450×670~720×50㎜
植物油のオイル仕上げ