魅力ある「皮付き」の耳仕上げ
岩手県産のアカマツ一枚板からテーブル天板の作製
岩手県産アカマツ原木
5年ほど前に
原木市場で仕入れた
赤松原木
3mを5本ほど仕入れて
製材して
ほぼ一枚板にして
芯まわりから柱材(上がり框などに使用予定)を
製材しました。
板材の厚みは
製材時に
板の木目や板巾などを見ながら
45㎜から75㎜ほどで
その場その場で決めていきました。
接ぎ合わせの天板作製
自然乾燥によって
乾いた赤松板材
3m×400~450㎜×60㎜
こちらの
赤松板材を使って
テーブルの天板を
作っていくことにしました。
3枚接ぎ合わせ
3mの板材を
半分の長さにカットしたのち
一枚を真ん中の板に
そして
もう一枚を縦割りカットしたのち
両サイドに
くっつけるという
接ぎ合わせ方法になります。
両サイドの板は
同じものが縦割りカットされたもの。
仮並べして
接ぎ合わせ天板が
完成したときのイメージを確認
接ぎ合わせ中
基本的には
ジョイントビスケットという
”やといザネ”を数か所
接ぎ合わせ部分に埋め込んで
接着剤を使って
接ぎ合わせしていきます。
接着剤が乾いたのち
サイド
天板の両面をプレーナーで
平らに削って
出来上がりとなります。
接ぎ合わせ完了
仕上げの両面サンダー
割れや節などの
パテ補修
耳の仕上げ作業を行い
これからオイル塗装となります。
塗装前の状態
オイル仕上げ
植物油の自然塗料
オスモカラーを使って
透明のクリアー仕上げをしていきます。
一回目の塗装なので
エキストラクリアーで塗装です。
植物油のオイル仕上げ&塗装動画
耳の塗装
耳の仕上げ
今回は
なるべくアカマツの甘皮を
残した状態で
板目の白い感じとの
コントラストが出るように
仕上げています。
耳の部分が
アクセントポイントに
なっています。
アカマツ一枚板【ハギ合わせ板】
1500×760~830×57㎜
植物油のオイル仕上げ
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一枚板xオイル仕上げの専門店|木の店さんもく 岩手
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