大きな節が特徴の岩手県産すぎ一枚板

秋田の市場で仕入れた

岩手県産の杉板材

節有が珍しい!?

私が仕入れをしている秋田の市場では

これほど大きく節が入った板材は

最近では意外と珍しかったりするのです。

小さな節が入った板は

まずまず出品されているのですが

ここまで大きな

生き節がバランスよくのっている板は

たまに見かける程度なのです。

出品されると、

節の大きさや、入り方のバランスによっては

競り上がっていき、

無節よりも高値になる場合もあります。

この板に関しては

当然のごとくひとめ惚れして

仕入れに至りました。

オイル仕上げ

仕入れてから2年ほど置いていて

だいぶ乾燥していたので

仕上げることになりました。

両面プレーナーで平らに削り

サンダー仕上げ、耳仕上げ、表面をうづくり仕上げ

そしてオイル仕上げとなります。

植物油のオイル仕上げ＆解説動画

すぎ一枚板【高樹齢】　
1900×780~900×60㎜

ご購入いただきました。

お店のほうに

何回かご来店されたお客様に

気に入ってもらい、ダイニングテーブルとして

ご購入いただくことになりました。

脚はお客様が

アイアン脚を用意されて

その脚に天板を乗せて使われるスタイルになります。

長さをカット

長さをカットすることになり、

30㎝ほど端材を切り落とすことなりました。

切り落とした端材を

さらに半分にカットします。

端材を利用してスツール製作

お客様がアイアンの

スツール脚を購入されたので

切り落とした端材を

座面にしたスツールをつくります。

と言っても

取り付けは簡単シンプルな

ビス止めになります。

納品

新築されたお客様の

お家に納品に伺いました。

工事の最後の最後あたりで

階段にはこれから

アイアンの手すりが取り付けられるようです。

まとめ

大きな生き節が入った

杉一枚板

お客様が用意された

アイアインの脚に乗せて

ダイニングテーブルの天板に使われることになりました。

天板の長さをカットして

1900から1600にしました。

長さをカットするとき

カット後をイメージして

切る前と切った後で印象が違わないか

カットしたことによって

バランスがおかしく見えることが無いか

検討していきます。

今回は

大きな節の下部分が

カットに適していたので

切った後も違和感なく

雰囲気を損なわずに

いい感じの天板になりました。

お客様も何回かご来店されて

この一枚板を

とても気に入っていただきました。

カットした端材を利用した

スツールもうまくいき

同じ一枚板から天板と

スツールに使うことができました。

木がふんだんに使われた

ステキな空間に据えられた杉の一枚板は

空間に埋もれることなく

存在感を発揮していました。

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/

木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
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