盛岡の原木市場に行ってきました。

一年のなかで

冬季に伐採された原木が

多く出品されるシーズン。

今回は

盛岡木材流通センターに

原木を仕入れにいってきました。

冬に伐採された木が優れている理由

冬に伐採された原木を使う理由は

　・冬時期の木は夏時期よりも水分が少ない

　・水分が少ないので乾燥が早い

　・水分が少ないので、虫の被害の予防となる

　・水分が少ないので、割れにくい、反りにくい

　・一枚板としてカウンターやテーブルになった時の木味、艶など発色が良い

という理由で、

私たちは冬伐採の原木を使うようにしています。

こちらぜひご覧ください。

冬季伐採の原木を求める理由

市場には

現物の下見に来たのですが

雪で埋まってしまった状態で

木口の確認くらいしか

できない感じになっています。

前もって

出品されている原木の

画像をPCで見ることができていたので、

気になった原木を

現地で実際に見て

確認していきます。

そして

最終的に入札するか

決定したり

入札価格の最終調整を

していきます。

原木市場の様子＆落札した原木の紹介

そのような感じで

何本か原木を

落札することができました。

落札できた原木たち

シナ原木

事前に確認できた画像

シナ原木
2.2ｍ×50㎝

当日

雪で埋まってしまった状態

事前の画像で

見てたよりも

年輪が細かく

樹齢の高さがうかがえました。

シナの原木は

はじめての扱いになるので

いまから製材が

とても楽しみです。

キハダ原木

木口の黒さが引き立つ

キハダ原木です。

キハダ原木
4.8m×36㎝

くり原木

元口の木口割れが

けっこうヒドイです。

くり原木
2.2ｍ×50㎝

ヤナギ原木

こちらのヤナギも

事前の画像より

実物が

実が締まった感じに

見えました。

ヤナギ原木
2.2ｍ×40㎝

くり原木

この栗は

実物を見る前の

画像の段階で

幹から出てる枝の感じや

凹凸感に

とても興味を

そそられました。

くり原木
3.4ｍ×60㎝

案の定

雪で全体を見ることが

出来ませんでしたが

両木口を確認して

入札価格を決めました。

まとめ

今回は

シナ、くり、キハダ、ヤナギ、クリ

の

5本の原木を

落札することができました。

入札したものが

全部落札できるわけではないので

今回の落札した以外にも

何本か入札して

他の方に落札された原木も

あります。

今回は

野球の打率でいうと

打率2割といったところでしょうか。

一発勝負の入札なので

僅差で悔しい思いをすることも

多々あります。

逆に安く見過ぎて

一番札の

落札価格の高さに

びっくりすることもあります。

毎回原木市場には

心躍るような

原木が出品されるので

毎回楽しみです。

今回運よく

落札できた原木は

順次

製材していきたいと思います。