能代で杉原木を製材

秋田県能代市にある

渡部製材所に行ってきました。

ここは

能代の杉銘木業者の中でも

伐根(ばっこん)と言われる

切り株の原木を扱ってる業者さんです。

切り株なので

長い原木ではなく

だいたい1ｍくらいから

長いもので1.5ｍ～2ｍの

原木がほとんどです。

木口からだとわからないのですが、

すべて1ｍ～1.3ｍほどの長さの

切り株原木です。

原木を製材

PCデスクやカウンターなどに

おもしろそうな

切り株の原木を選んで

一枚板を

製材していきます。

選んだ1本

そこそこ末広がりで

目割れなどがはいっていて

チョット危険な感じもあるのですが、

年輪巾が狭くて

良さそうだったので

選びました。

製材前の準備

皮を剥いたり

割れなどを確認して

どの辺をノコの

角度に合わせるか

見ていきます。

製材の様子

反対側の製材なのですが、

杢が乗っているところに

合わせて

原木の角度を合わせています。

こんな感じの木目がでてきました。

原木の木口や皮目をみて

瞬時に杢が出てくるところが

わかるのが

さすがに能代の銘木業者さんです。

あの1本から

このような感じで

製材ができました。

板材が7枚ほど製材できました。

上の平角の板は

杢を出すために角度を付けたことで

三角の原木になったので

このような板を製材しました。

杉は製材直後は

水分をたっぷり含んでいて

とても思いのですが、

感想は早いので

数か月で

使えるようになる板が

出てくると思います。