青森ひば×ソファーテーブル
青森ひば一枚板でソファーテーブル製作
お客さんの目に留まった
三日月のような
青森ひば一枚板
長さが2mあります。
この板を天板にして
ソファーテーブルを作りたい。
希望するソファーテーブルの長さは
1m
いろいろ協議した結果
思い切って
板を半分の長さに切ることに
1mの天板で
ソファーテーブルを作ることになりました。
この板に
そこまで惚れ込んでもらって
ありがたい気持ちになります。
ソファーテーブルの材料
天板は青森ひばに決まりましたが
脚などの部材と
デザインは
おまかせいただきました。
ありがたいことです。
1mの長さになった天板は
短くなったとはいえ
杢が乗り
存在感を醸し出しています。
脚の材料は吟味します。
製作のほとんどをまかせられたので
期待以上の
材料と
デザインで応えたいです。
プレッシャー半面
材料選びで
倉庫の中を物色しているときが
楽しいひとときでもあります。
脚の材料は
当初、天板が白木なので
逆に濃い目の木材を予定していたのですが、
いろいろ考えた結果
同じ白系の
カエデにすることにしました。
材料がすべてそろって、製作
材料は
青森ひば
岩手産のかえで材
アフリカ産のウェンジ(タガヤ)材
東南アジアのカリン材
職人さんと
脚のサイズ
取り付け位置
もろもろサイズを決めていきます。
材料をみながら
ヨコにしたりタテにしたり
新たなアイデアが出てきたり
やはり楽しい時間です。
そして
あとは職人さんに
託します。
組み上がり
職人さんから
出来たとの連絡をもらい
心弾ませながら
引取りにいきました。
製作前に
天板と脚との
位置とバランスが
今までの感じと
変わってきそうな
今回の製作だったので
出来上がりの最初を
見たときは
目の錯覚をしてしまうような
映りでしたが
すぐに全体のバランスの良さが
わかり
ガッツポーズ
職人さん
いつもありがとうございます!
仕上げ塗装
上下逆さまになってますが
出来上がり。
天板の曲線を
どうにか協調したい思いがあり
天板と脚板を
平行にせずに
斜めに取り付けています。
塗装前に
クサビを外します。
飾りなのですが
取り外しができます。
脚の材料のウェンジ材で
作ったクサビ
塗装は植物油オスモカラー
いつものように
オスモカラーのエキストラクリアーで
塗装していきます。
カリンの棚板が
濡れ色でさらに
深みが増しています。
足元の塗装が
終わりました。
天板の塗装
たのしみな天板の
塗装です。
白木の青森ひばの
杢目が浮き出てきました。
樹齢の高い
青森ひば
まさに東北の天然ヒノキです。
一回目の塗装が終わりました。
乾燥後
天板の台面を
2回塗っていきます。
納品
お客様は
お店に来ていただいて
素材の状態の
青森ひば天板を
見ているだけなので、
仕上がった
天板を見るのも
はじめてになります。
脚は同系色のカエデにしても
やはり天板の青森ひばとは
違う木材です。
オイルで仕上げて
さらに
天板を支える
存在感を出しています。
棚板のカリン材
言わずもがな
隠れた位置からの
主張がちょうどいい感じです。
ウェンジ材の黒
床足部とクサビの
アクセントポイント。
ウッディ感満載の
カラマツのフローリングの
上でも
埋もれずにいます。
年数を経て
さらにいい味をだして
家族の方を楽しませて
くれることを願います。
末永く
よろしくお願いします。
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一枚板xオイル仕上げの専門店|木の店さんもく 岩手
木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
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