無垢材×【浴室】

現在では

かなり珍しくなった

離れの浴室

昔の家は

住む人の快適さは

まったく考えず

いかにして

家を長持ちさせるか

を徹底して考え

それが

古民家として

今に残っています。

昔の家に水廻りは大敵

築100~150年以上の古民家を見ると

家を長持ちさせるための考えが

いたるところにあり

その徹底ぶりがうかがえます。

浴室もその考えのもと

作られていて

なるべく母屋から離れたところに

あります。

その名残なのかどうか

わかりかねますが、

あらたに新築された

浴室です。

入口から入ると

そのまま浴室という潔さ

脱衣所はありません。

高野槙の木風呂

木風呂というと

ひのき風呂がまず最初にあげられます。

しかし

木曽の天然ヒノキの赤身材であれば

間違いないのですが、

最近の植林されたヒノキは

樹齢があまりなく、

浴槽に使うのには

あましおススメできません。

高野槙は香りが高く

水にも十分耐久性があり

木曽天然ひのきと比べても

比較的安価に

木風呂ができるので

おすすめしています。

風呂蓋は

さわら柾目材

壁面、天井は

ひのき羽目板を使用しています。

浴室内に

木風呂を置くだけのシンプルなスタイルです。

メンテナンスがいいです。