一目惚れした一枚板を手直し仕上げ

秋田の銘木市場で仕入れた杉の一枚板です。

出品されていた板材を下見していて

この板に一目惚れしました。

第一印象でその木目と形に目がいってしまいました。

市場に出ていたときの朽ちた穴を持った杉一枚板

真ん中には割れ止めのボンドが塗られていて

木目がよく引き立って見えます。

なんとなく

塗装したイメージもできます。

耳も削り込まれることなく

自然な感じで残っています。

仕入れから一年ほど保管したのち

動きなどをみて

仕上げることになりました。

木表

木裏

どんな感じで仕上げるか

保管しているときも

この板をみながら考えていました。

この穴は貫通してなく

埋めてしまうとパテ埋めのところが

目立ちすぎてしまうし

このままだと

やはり使っていてストレスになりそう。。。。

うーん

悩ましい、、、、

とえあえずそのままの状態で

両面プレーナーで平らに削って

耳の仕上げ

サンディングして

整えていきます。

仕上がりに近づいた板を見て

悩んで悩んで

検討しました。

そして

決断。

朽ちたところを

少しだけ残して仕上げることにしました。

朽ちたところの半分くらいを

切り落とします。

朽ちたところを少しだけ残して

切り落としました。

最終工程の

オイル塗装になります。

植物油のオイル仕上げ&解説動画

塗装完了

すぎ一枚板【高樹齢】
1630×450~670×47㎜

朽ちたところの残ったところ

すぎ一枚板【高樹齢】
1630×450~670×47㎜