和の空間×天井板
杉無垢天井板【竿縁天井】
客間
8畳間
天井:杉無垢天井板 1尺2寸巾
竿縁天井
杉無垢天井板
杉の一枚板の天井板です。
東北では秋田県能代市が
生産地としてしられています。
業界の中では
無垢天(むくてん)、二分三(にぶさん)
そのまま
天井板と言ったりします。
無垢天は無垢天井板の略で
貼物天井板が普及したことにより
区別するために
無垢天と言われたのでしょう。
無垢天井板は
サイズがいろいろ
あります。
銘木業界だと
無垢天と言うと
だいたい
基本前提として、
表面がうづくり仕上げ
板の厚みが二分三厘(7㎜)
上記の二つの要素が
無垢天と言われる
共通認識です。
定義ではないと思います。
昔からうづくりではなかったですし
厚みも技術により
無垢板で薄く製材できて
製品として使える
厚みとして
定着したのでしょう。
無垢天井板の産業として
厚み7㎜
うづくり仕上げが
全国的に広まったのでしょう。
6尺(1820)×1尺(30㎝)巾の無垢天井板の解説動画
無垢天井板のサイズ
貼物の天井板
ここでいうと
和室天井の定番(いまでは杉板に見えるクロスが定番でしょうか)
杉貼目透天井板のことですが、
12尺(3640)×1.5尺(455)が
基本寸法となります。
※関西地方の京間寸法が
本来は基本寸法だと思いますが、
関東寸法で話をしていきます。
杉無垢天井板の寸法は
長さ
3尺(910) 腰板に使われたりします。
4.5尺(1350) あまり需要がないが必要なときはとても便利
6尺(1820) 最近では6尺は定番
12尺(3640) 希少、以前は需要があったので生産数も多かった
15尺(4550) かなり希少なので銘木クラスの良材が多い
巾
7寸巾(210) 天井として使われる限界巾
8寸巾(240) 純白製品が使われたりします。
1尺巾(303) 無垢天井の定番巾です。
1尺2寸巾(360)
1尺3寸巾(390) 京間向けですが、重なり部分が多いので東北でも重宝されます。
1尺5寸巾(455) 12物、15尺物は一盤揃い杢があります。8畳間の天井が共木という揃い天井
杉無垢天井板を使った竿縁天井
新和建設
杉無垢天井板(純白)
6尺(182)×7寸(21㎝)
杉の原木の外側にある
白太のところだけを選んで
天井板にしています。
菅原工務店
丸功建設
12尺(3640)の長尺天井
真山建築
杉無垢天井板(赤身)
12尺(3640)×1尺(30㎝)
原木の白太を除いた
赤身の無節の部分だけを選んだ
天井板です。
より大きな原木からでないと
赤身の無節が取れないので
純白よりも難易度が高い天井板になります。
小野寺工務店
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一枚板xオイル仕上げの専門店|木の店さんもく 岩手
木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
屋号 | さんもく近江銘木株式会社 |
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〒029-0132 岩手県一関市滝沢字鶴ヶ沢7-53 |
電話番号 | 0191-21-1131 |
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