古民家カフェカウンター×杉一枚板

岩手県一関市花泉町で

長年空き家となっていた

民家をリノベーションした

「まんまるや」

オープンして3年ほど

経ったでしょうか

カフェと

うたっていますが、

季節の素材と地元食材を

使って

京都で和食を修業した

イケメン

オーナーがつくる

ランチメニューが

絶品です。

隠れ家的な佇まい

お店の外観

外観は昔のまま

ほとんど手を加えていない感じで

大きな暖簾(のれん)が目印

ちなみに

暖簾がないと、、、

ふつうの家にしか見えないです。

暖簾って大事だなと、

つくづく思いました。

オーナー自らデザイン&施工

リノベ工事が行われていた現場

建物の躯体にかかわるような

工事は

もちろん大工さんに

お願いしたのですが、

フローリングを施工したり

店内の家具の製作

塗装などは

オーナーみずから

作業されてつくられました。

屋根裏部分の梁や土壁は

そのまま今の店内に

活かされています。

長さ4メートルの杉一枚板カウンター

そのような

手作り感満載の

工事のなか

オーナーが

木の店さんもくへ

一枚板のカウンターの相談に

来られました。

目に留まった

長さ4ｍある

杉の一枚板を

気に入ってもらい

お店に使って

いただくことになりました。

それがこちらです。

両面プレーナーを掛けて

耳を仕上げて

そして

植物油のオイル仕上げを

しています。

まんまるや店内

外観の飾りっ気のない

昔ながらの引戸を

開けて店内に

入ると、

昔そこには

座敷が２間続いていた

日本住宅の

面影はなく

大空間の

ほんわか

暖かい

木に囲まれた

空間になっていました。

座敷だったところ、

縁側だったところは

柱だけを残して

床板を張って

板張りになっています。

朝鮮張り

床の張り方が

よく見る日本の住宅とは

ちょっと違うのです。

フローリングを縦方向に張って行き

板を一枚横切らせて張り、

また縦方向に張っていく

この床板の張り方は

朝鮮張りと言います。

あまり東北では

見ることがなかった

フローリングデザインです。

これもちょっと

感動してしまいました。

オーナー自作のテーブル

天板はブラウン色で

統一されていますが、

脚はカラフルな色で

テーブルごとに

色分けされています。

シンボリックな杉一枚板カウンター

キッチンと店内を

結ぶカウンターに

杉一枚板が使われています。

この一枚は

着色せずに

本来の色でオイル仕上げ

されています。

お店の顔になるような

シンボリックな一枚に

なっていて

カウンターに使って

頂いたことに

感謝します。

これだけ

紹介しておいて

料理の画像が

ひとつも

ないという

なんとも

申し訳ない

紹介ブログですが、

「まんまるや」で

検索すると

それこそ

すぐにでも

行きたくなるような、

美味しそうな(もちろん感動する美味さ)

料理の画像を

見つけることができるでしょう。

素敵な空間で

ランチをぜひ

どうぞ。