たもソファーテーブル

1200×600×50㎜

ソファー高さ45㎝

天板：タモ&ウェンジタガヤ　ハギ合わせ

棚板：クリ一枚板

脚材：タモ

脚貫板：ウェンジタガヤ材

同じ板を使ってハギ合わせ

ブックマッチのような

使い方ではないのですが、

同じタモ一枚板が

2枚あったので

ハギ合わせて天板にしました。

アクセントにウェンジタガヤ

店には床柱や床の間に使う

紫檀・黒檀・カリン・タガヤサンなど

いわゆる

唐木(からき)と言われる銘木が

在庫としてストックしてあるので

テーブルや家具を作る際に

着色をしないで

地の色で黒系や赤系を

ポイントに使うことを

よくやります。

今回はタモのハギ合わせの

間にアフリカ産のウェンジタガヤを

使ってみました。

棚板は岩手の栗一枚板

棚板は天板より

薄い板を使いました。

岩手県産の栗一枚板の耳付き板です。

遊び心が働いてしまい

職人さんとの打ち合わせの際に

あえて

天板より少し長くすることに

しました。

脚は四つ足になっています。

四角い脚を45度

斜に構えています。

足の間に貫板で

天板に使われている

ウェンジタガヤを

ここでも使っています。

四つ足を天板に固定しているので

どうしても

使っているうちに

天板が動くかもしれない

ということが

考えられるので、

足と地面の接地面に

アジャスターを付けて

多少のガタツキが

出た場合は

調整できるようにしました。

今回ハギ合わせている

タモ一枚板は

樹齢がそこそこあり

天板も芯からだいぶ離れた

一枚板になっているので

それほど

大きな反りはないと思います。

塗装はオイル仕上げ

塗装は

いつもの

植物油の自然塗料でおなじみの

オスモカラーで

仕上げています。

3種類の無垢材をつかって

今回のソファーテーブルは

タモ、ウェンジタガヤ、クリ

3種類の無垢材をつかって

製作しました。

作ってみて

ああ

ここは今度は

こうしよう。

とか

この次は

この木とこの木の

組み合わせを

試してみよう。

などと

作ってみて

いろいろわかることが

あるので

また次回の製作が

楽しみになるのです。

頭の中でイメージ

して

出来上がったものが

まったく別物！

なんて時もあるし

だからこそ

面白いところでもあります。