瞬間接着剤を使った一枚板の補修方法【動画あり】

杉の一枚板の

耳の部分に

エグれた感じのキズ。

一枚板の耳の部分は

意外と

細かい割れがあります。

杉一枚板は

それほど堅い木ではないので、

ヘコミやキズは

簡単にできてしまいます。

雰囲気ある

杉一枚板です。

原木の外側の部分の

一枚板なので

耳の部分の占める割合が

結構多い一枚板になります。

この耳に付いた

エグれたようなキズは

原木の時に

フォークリフトの

先端で突っつかれたり

トラックで運搬の際に

ワイヤーロープなどで

付いたものも

あると思います。

おが粉と瞬間接着剤

必要なものは

おが粉

瞬間接着剤(水みたいにサラサラ過ぎるのはNG)

接着剤硬化促進剤(スプレー)

実際の作業は

こちらの動画で解説しています。

基本は

エグれた部分(穴など)に

おが粉を詰めて

瞬間接着剤を染み込ませる。

そして

硬化剤スプレーをひと吹きする。

数秒で表面が堅くなる。

この作業を

何回か繰り返していきます。

最終的には

ペーパーで平らにするので

接着剤で固めたところも

ペーパーをあてて

平らになるように

すこしだけ盛った状態で

固めます。

ペーパーで平らにして

補修完了です。

塗装前に

全体を

ペーパーで馴らす際に

細かい番手のペーパーで

最終仕上げをします。

まとめ

今回は割れではなく

大きくエグれたキズの

補修方法でした。

これくらいのキズだと

グラインダーなどで

エグれた部分ごと

削り取ってしまう方法も

あるのですが、

これが意外と厄介で

どんどん削り過ぎてしまい

後戻りもできず、

泥沼にはまる場合が多いです。

経験上

今回のような

エグれのキズは

削り込むよりは

パテ埋め補修の方が

見た目的には

良いような気がします。

おが粉の種類は

杉だったり

他の広葉樹だったり

いろいろです。

おが粉の色を

黒檀のような黒い木に

すると

補修跡も黒系に

なります。

黒マジックなどを

つかって着色も

ありだと思います。

いろいろ試してやってみると

よいと思います。

瞬間接着剤は

今回はダイソーで

売られているものを

使っています。

瞬間接着剤もいろいろ

種類があるので

試されてみるといいでしょう。

大事なのは

硬化促進スプレーです。

これがないと

なかなか接着剤が

乾かないので

必須アイテムです。