杉一枚板テーブル板　入り皮の補修&オイル仕上げ

昨年の夏ころ

秋田銘木センターの市日に

仕入れた

福島県産の

杉一枚板

イイ感じの杢に

特徴的な赤白のバランスを

気に入って

競りで購入出来ました。

物のわりに

それほど高値ではありませんでした。

画像でおわかりのように

板の中ほどに

大きな

入り皮というか

腐れのようなザクリが

あったからです。

プレーナー仕上げがおわり

両面きれいになってきました。

問題の入り皮は

こんな感じになっています。

腐れはなさそうで

入り皮のようです。

裏面もしっかり身がつまっています。

この入り皮を

これから

埋めて平にしていきます。

接着剤で埋め補修

最初から

ブログで解説したかったのですが、

時すでに遅し、、

仕事はほぼ

終わりかけていました。。。

いやいや

スタッフの仕事の速さです。

使う材料は

おが屑(少し粗目)

瞬間接着剤(百均でも売っています)

硬化促進スプレー(必須アイテム。接着剤を瞬時に固めます)

黒マジック(お好みで)

やり方は

おが屑を一つまみ

補修する穴にふりかけます。

そこに

瞬間接着剤を少し流し込みます。

そして

硬化促進スプレーをサッとひとふり

決して一気に

穴を埋めようとしないで

少しずつ

少しずつ

これを繰り返すだけです。

ある程度まできたら

おが粉を使うのをやめて

今度は

瞬間接着剤だけで

穴を埋めていきます。

これも

やり方は同じで

瞬間接着剤を

薄く伸ばしていって

硬化促進スプレーを

ひとふりします。

だいぶ埋まってきました。

硬化促進スプレーを

かけているところ

今回は

途中までやったら

黒マジックをつかって

黒く色をつけました。

これは

お好みで

なるべく透明にみせたいならば

色をつけなくても

いいと思います。

あと

もう少し

といったところ

最終的には

板の平面より

ほんの少し盛ったところで

終了となります。

あとは

サンダーで

板と平らにしていきます。

全体をサンダーで

仕上げて

完了です。

オイル仕上げ

オイル仕上げの様子を

動画で撮りました。

完成です。

裏面

補修部分

杉一枚板

福島県産

2200×750~780×70㎜

まとめ

今回は

補修としては

かなり大き目な

入り皮でした。

入り皮の場所に

よっては

雰囲気を損なわずに

そのままの状態で

補修しないことも

あります。

今回は

それも考えましたが

やはり

テーブルで使う際に

支障がある箇所に

なりそうなので

補修することにしました。

近くで

寄って見ると

塗った黒が

少し濃すぎたかな

と思いますが、

離れてみると

それほど

違和感はなさそうです。

それと

一枚板が

もう少し時間が経って

色あがりしてくると

それほど

目立たなくなるような気もします。

(やはり目立ちますけどね。。。)

という感じで

補修のやり方

入り皮編でした。