昔は自転車で床柱を配達していた!?
木の店さんもくは今年の6月で創業60年を迎えます。
今回は父や母から聞き伝わった話を紹介します。
父親が創業してから60年。自分が働き始めて30年が経とうとしています。
創業した当時のことは断片的に父から聞いていたくらいで
今となってはもっと聞いておけばよかったと思っています。
父は秋田県の花火で有名な大曲(大仙市)出身で木材とは関係ない家庭で育ち、
東京浅草の銘木店で働いた後、独立したと聞いています。
何年くらい修行したのか父からは聞けなかったのですが
高度経済成長真っ只中の日本の住宅業界も賑わっていたようで
和室材を扱っていた銘木店もとても忙しかったようです。
父が働き始めた頃は今では考えられないことですが
自転車で配達していたようで、
和室に使う床柱(とこばしら)を肩に担いで配達していたと言っていました。
家に残っている昔の写真には
当時働いていた銘木店の看板が付いたオートバイに乗っている父の姿が写っていました。
満面の笑顔で写っている若人が、創業者の父です。
独立前の修行時代なので20代の頃でしょうか。
自転車からオートバイになったとは言え、やはり今ではありえない配達スタイルで
驚いてしまいます。
後ろに写っている建物が独立してからも私の代になっても取引している
東京銘木市場です。
修行時代の父のことはほとんど聞いてないし
この画像も60周年のことで実家のアルバムを見て
初めて知ったものです。
父の修行時代や創業当時の写真はほとんど見当たらず
今の時代のようにスマホで簡単に撮影できる時代ではなかったし
毎日忙しく働いていたことだろうから写真を取ってる暇はなかったでしょう。
父や母から伝え聞いたことなど
また機会があったら紹介していこうと思います。
「さんもくデー」の詳細は、
一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/
木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/
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木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
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