無垢材・一枚板などの木材とオリジナル家具|木の店さんもく 木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。当店自慢の木材を使ったスピーカーや時計などのオリジナル家具の販売、ご自宅や店舗に合わせたオーダー家具の制作も承っております。

「自分で仕上げる一枚板」の作業に必要な道具を紹介します 迷ったらこの3つだけでOK!【初心者・低難易度の板向け】

 

こんにちは、木の店さんもくです。

 

この記事では、さんもくの「自分で仕上げる一枚板シリーズ」をご検討中の方・ご購入された方向けに、

仕上げ作業に必要なアイテムを3つだけご紹介します。

 

特に「仕上げ難易度」が低めの板を購入された方が、

ご自宅の室内で作業するための、初心者向けグッズ紹介となります。

 

 

自分で仕上げるための3アイテム

 

一枚板をいちばん簡単に仕上げたい場合、次の3つの道具を用意すると良いでしょう。

ホームセンターやネット通販サイトで手に入ります。

 

1. 紙ヤスリ(サンディング・ヤスリがけに使う。120番か240番)

2. コテバケ(オイル塗装に使う道具。インダストリーコーワーのステインコテバケ)

3. 植物油オイル(オスモカラー・カウンタートップオイル #3046 5分ツヤ)

 

(写真はオイル塗装に挑戦された東京都のA様より)

 

紙ヤスリは、ケヤキやクリのような固い木であれば、120番。

スギやヒノキのような柔らかい樹種であれば、240番を用意して、まずそれで試してみて、あとはお好みで。メーカーはどれでも構いません。

全体を磨く感じで、ヤスリがけします。

 

コテバケは、木の店さんもくでは「インダストリーコーワ ステイン用コテバケ」という製品をよく使っています。

これでなくとも構いませんが、悩んだらこれにすると良いでしょう。

 

 

付属のハケは使い捨てで、2〜3日経つと固くなって使えませんから、

長期間にわたって塗装する予定の方は、コテバケのスペア(塗る部分だけ売っています)もあると良いでしょう。

 

なおこのコテバケは、オイルを塗った後に熱を持つので、処分する時は水に漬けたりする・生ゴミと一緒にしてすぐに捨てるなど、

火事にならないように気をつけてください(自然発火する恐れがあるため。天ぷら油などと同様に処分してください)。

 

植物油オイルは、室内で使う予定の一枚板の場合でしたら、オスモカラーの「カウンタートップオイル(#3046)」で良いです。

絶対にこれでなくてはいけない理由はないのですが、木の店さんもくではお客様への納品前、板を「ととのえる」時にこの製品を使っています。

少量しか使いませんから、いちばん小さい500ml缶にしましょう。

 

オイルは、500円玉くらいの量をコテバケに垂らして、それをとにかく薄く薄く伸ばすように塗っていってください。

一日か半日乾かして、乾いたらまた塗って、合計3回くらい塗るとよいでしょう。3回以上塗っても、構いません。

 

オイル塗装のコツは、とにかくオイルを付けすぎないように、本当に少量のオイルで塗っていくことです。

 

 

オイル塗装のコツについては、下のYouTube動画で解説してありますので、是非こちらもご覧ください。

 

 

 

 

 

実は仕上げ作業をしなくても良い!?

 

以上になります。ただここで、「自分で仕上げる一枚板」は、実は仕上げ作業をせずに使っても問題はない、という考え方も、お伝えしておきたいと思います。

 

 

ササクレのような、手で触れると怪我をしてしまいそうなところは取り除いておいたほうが良いと思いますが、

そうした必要のない作業難易度の低い板でしたら、ヤスリがけもオイル塗装もすることなく、使いはじめられます(オイル塗装をしない場合、水などは染み込みやすくはなります)。

 

さまざまな作業をする前に、台や脚の上に置いて、実際に生活の中でしばらく使ってみて、

これからどんな作業をしていくか、あるいはしないかをイメージしていくのも、おすすめです。

 

店主個人の極論ですが、原木から切り出した板を自然のまま、それ以上何も仕上げずにそのまま使っていくのも、

趣のある使い方ではないだろうか、と考えることもあります。

 

 

上のかえで一枚板のように、耳に鬼皮が付いている板でしたら、これはこのままでカッコいい感じがしますし、

個々人の美意識・好みにもよるとは思いますが、あえて剥がさずに、人の皮膚のかさぶたのように、

そのままにしておき、剥がれたら剥がれたで、それを楽しむ、というのもいいと思います。

 

 

ご質問・ご相談はお気軽に

 

紙ヤスリ・コテバケ・植物油オイル。この3つがあれば、一枚板を自分でも簡単に仕上げられます。

ただ、耳が大きく崩壊している場合や、板に大きいさされくれのある場合、穴を補修したい場合などは、他にも道具や用品が必要になることもあります。

 

作業難易度が非常に高い板の場合、または作業を短時間で済ませたい場合は、

電動工具が必要になる場合も、あるかもしれません。

 

もしご質問やご相談がありましたら、店頭はもちろんのこと、

お気軽にお電話で、またはお問い合わせフォームからでもご相談いただければ幸いです。

 

 

 

 


 

自分で仕上げる一枚板の販売サイトはこちら↓

 

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/

【一枚板の納品事例】こんな風に使われています。

 

木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/

関連記事

無垢材・一枚板などの木材とオリジナル家具|木の店さんもく

無垢材・一枚板などの木材とオリジナル家具|木の店さんもく

木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。

屋号 さんもく近江銘木株式会社
住所 〒029-0132
岩手県一関市滝沢字鶴ヶ沢7-53
電話番号 0191-21-1131
営業時間 平日 9:00~17:00
土曜日 9:00~12:00
定休日:日曜日/祝日
代表者名 近江 謙利
E-mail info@kinomisesanmoku.co.jp

無垢材・一枚板などの木材とオリジナル家具|木の店さんもく 木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。当店自慢の木材を使ったスピーカーや時計などのオリジナル家具の販売、ご自宅や店舗に合わせたオーダー家具の制作も承っております。

〒029-0132
岩手県一関市滝沢字鶴ヶ沢7-53

0191-21-1131

0191-21-1136

info@kinomisesanmoku.co.jp

平日 9:00~17:00
土曜日 9:00~12:00
日曜日/祝日 9:00~12:00 
※予定が変更になる場合がございます。事前にお問い合わせいただけますと、たすかります。