一枚板、使わない方がいい場所ってあるの?
木の店さんもく、店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。
木の店さんもくによくいただくご質問のひとつに、こんなものがあります。
「一枚板って、置かないほうがいい場所ってあるんでしょうか?」
この質問をいただくと、いつも感じるのが、 「この板と、長く丁寧に付き合っていきたいんだろうなぁ」というお客様の気持ちです。
せっかく見つけたお気に入りの一枚。 できるだけ良い状態で、末永く使っていきたいですよね。
写真は青森ひば一枚板【高樹齢】1900×770~910×43㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
基本的には、人が快適なら板も快適
私たちはいつもこうお答えしています。
「人が暮らしている環境であれば、基本的にどこでも大丈夫ですよ。」
たとえば、室内のダイニングやリビングなど、人が日常的に過ごす場所なら問題なし。
人が心地よく過ごせる空間なら、一枚板にとっても快適な場所なんです。
▼ ブラックウォールナットの一枚板。お客様からいただいた素敵なダイニング写真です。
でも、ちょっと気をつけてほしいこと
ただし、いくつか「板の健康」のために気をつけてほしいポイントがあります。
直射日光がずっと当たり続ける場所
エアコンやストーブの風が直接当たる場所
雨風にさらされる屋外
これらは、人にとっても過酷な環境ですよね。紫外線や極度の乾燥は、木にとってもストレスの原因になります。
室内での工夫でカバーできます
もし、例えば 書斎の窓際に一枚板の机を置く場合 → レースカーテンでやさしく遮光を
エアコンの風が直接当たりそうな場合 → サーキュレーターで空気を分散
といった、ちょっとした工夫で板の負担を和らげることができます。
でも、神経質になりすぎる必要はありません。 貴重な美術品のように扱うというより、「ちょっと気遣いながら、日常使いする」という気持ちで十分です。
地域よりも「家の中の環境」が大事です
これもよくあるご質問です。
「高温多湿の島で使っても大丈夫?」
「乾燥しがちな山間部でも問題ない?」
私たちの考えとしては、「どんな地域か」よりも、「家の中のどんな場所で使うか」の方がずっと大切です。
極端な環境でなければ、ほとんどのケースで問題ありません。
あまり気にしすぎず、日々の暮らしの中で自然に使っていただければと思います。
ご相談はお気軽に
余談ですが、たとえばお店や施設の「看板」として、一枚板を屋外に設置して使いたい場合などは、
木の店さんもくでは紫外線に強いタイプのオイルで仕上げるといった工夫をしています(下の記事でも詳しく紹介しています。ご興味のある方は是非お読みください)。
板をこんな環境で、こんな風に使いたいのだけれど、大丈夫だろうか? といった疑問などがございましたら、店頭はもちろんのこと、お気軽にお電話で、またはお問い合わせフォームからでもご相談いただければ幸いです。
毎月第3木曜日には「さんもくウィーク」
一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/
木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/
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オイル仕上げの一枚板 専門店|木の店さんもく 岩手
木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
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