こんにちは、木の店さんもく、店主の近江です。

素材から加工してオイル塗装された特徴ある個性的な一枚板の新作をご紹介していきます。

今回の新作は

渋い片耳が特徴のヒノキ一枚板

青シミと腐朽菌の文様が景色になったトチ一枚板

小ぶりだけど重厚、高樹齢の日光杉一枚板

2500年間の熟成スモーキー神代杉一枚板

渋い片耳が特徴のヒノキ一枚板

岩手県産のヒノキ原木から製材された一枚板になります。

原木の中心に位置するいわゆる「芯持ち材」の一枚板だったのですが、

芯持ち材の宿命のような大きな芯割れが上下に入ったので、そのまま広い状態では使えずに

縦割り製材して今回のサイズとなりました。

片耳のストレートカットでヒノキの柾目と大きな流れ節が目立った一枚板です。

耳の面皮が甘皮が残って渋く仕上がりました。

ひのき一枚板【岩手】4100×190~240×83㎜【オイル塗装 仕上げ済み】

青シミと腐朽菌の文様が景色になったトチ一枚板

岩手県産の原木から製材したトチ一枚板です。

製材した一枚板はほぼ全部青シミやスポルテッド模様が入った独特なものばかりでした。

こちらの一枚板は原木の中心部分から製材したもので、芯の影響によって製材後大きく割れが入ったので

再度製材で縦割りに挽いたものになります。

片耳のストレートカットで長さは4ｍと長いものですが巾は狭くカウンターとしては奥行きはそれほど取れないものです。

それでも材面にでている独特な文様の主張が強烈で、しっかりと存在感を出しています。

ちょっとした壁側のカウンターやキッチンの付け台、テレビボードなどにおすすめな一枚板です。

トチ一枚板【岩手】4200×230~340×58㎜【オイル塗装 仕上げ済み】

小ぶりだけど重厚、高樹齢の日光杉一枚板

栃木県日光東照宮の並木杉になります。日光杉といわれるものになります。

東照宮が建立されてから400年以上が経ち、並木杉も高樹齢のものがほとんどになります。

台風などで倒れたり、枯渇して倒木の危険があるような立木だけが伐採され、そのような原木が市場に出てくるようです。

こちらの杉は130センチほどの小ぶりなサイズで巾は40~50センチとなります。

全面に大小の節が入っていて、節の周りが動きがあります。

オイルとの相性もとても良く、

赤身部分の濃淡グラデーションが奥深く惹き込まれるような一枚板に仕上がりました。

日光並木杉一枚板【栃木】1290×440~510×53㎜【オイル塗装 仕上げ済み】

2500年間の熟成スモーキー神代杉一枚板

秋田県と山形県にまたがる鳥海山の麓（ふもと）から産出された神代杉になります。

およそ2500年前に山体崩壊による大規模な土砂崩れで当時山に生えていた原木が流されそのまま地中に埋まってしまいました。

ほとんどは朽ちて土に還ったのですが、いろんな偶然が重なり空気などに触れず腐朽することなく現代までそのまま残ったものが

土木工事や造成工事などで偶然発見されたものになります。

神代ものはその殆どが茶色から黒色になっているのが特徴になります。

今回の杉は巾が広く、多少の反りや朽ちたところなどがありながらも躍動している木目や奥深い渋色の濃淡を楽しめる一枚板に仕上がりました。

神代杉一枚板【秋田】 1710×770~1150×37㎜【オイル塗装 仕上げ済み】

今回の新作案内は

4ｍを超えるような長尺のヒノキやトチ一枚板や

世界遺産東照宮日光杉や鳥海山の神代杉などバラエティに飛んだ

新作ラインナップとなりました。

それぞれが第一印象からグッとくるような存在感を持っていてます。

たくさんの画像や動画でも解説していますので、詳しくはそれぞれの商品ページを御覧ください。

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/

木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/