こんにちは、木の店さんもく、店主の近江です。

当店では「自分で仕上げる一枚板」という商品シリーズを提案・販売しています。

これは、板の両面を平らにする「プレーナー仕上げ」と、木口のストレートカットまでを済ませてある「半完成品」になります。

【自分で仕上げる一枚板】イチョウ1340×240~850×35㎜【プレーナー仕上げ＆木口カット】

板の表面のヤスリがけや、（必要であれば）穴があいた箇所の補修、そしてオイル塗装といった作業は、お客様のお好みで行っていただく。そうした商品になります。

【自分で仕上げる一枚板】トチ【岩手】1150×350~400×47㎜【プレーナー仕上げ＆木口カット】

プラモデルで、ヤスリでバリを取って、組み立てて塗装するタイプのものがあります。そうした商品に、少し似ているかもしれません。

夏の思い出にお子さんと

夏休みの思い出に、「自分で仕上げる一枚板」を、たとえばお子さんと一緒に仕上げてみるのは、どうでしょうか。

・一緒に作業することで、親子の絆を深められる
・木、そして自然そのものに対するお子さんの興味と理解を深められる
・ヤスリがけやオイル塗装の作業により、モノを丁寧に仕上げることの大切さを体感してもらえる
・オイルは何のために塗るのだろう？
・なぜ板には虫が這った跡があるのだろう？
・家具店で販売されている、量販タイプの天板と、無垢の一枚板は、何がどう違うのだろう？
・その板がまだ木だった時、どんな山でどんな姿で立っていたのだろう？
・木はなぜいい匂いがするのだろう？
・木はなぜ温かいのだろう？
・家屋の建築材として、何百年・何千年も木が使われてきたのはなぜだろう？

・一枚板は、何の上にどのように置くと安定するだろう？ …などと、お子さんに思いを巡らてもらったり、考えてもらったりする

このように、一枚板を一緒に仕上げていく作業を通じて、お子さんに木や自然のことをもっと考えてもらえるようになるのではないか、と思います。

（写真は木の店さんもくに職場体験にやってきた高校生の方です）。

現代では、子供たちがモノや自然と触れあう機会が、これまで以上に減ってきていると思います。

私も自分の子供が小さいときは、一枚板のオイル塗装に挑戦してもらったことがあります。

最初はおっかなびっくりに塗装をはじめてましたが、気が付くと一心不乱に机の隅々までしっかりと塗装をしている姿が

印象的でした。

いまでも自分が塗った机で勉強したり漫画を読んだりゲームをしたりして意識せずとも木に触れています。

夏休みの思い出に、お子さんの勉強机用の天板や、家族で使うリビングのソファテーブルなどを選んで、一緒に仕上げてみてはどうでしょうか。

「自分で仕上げる一枚板」の現在の在庫は、下のページからご覧いただけます。様々な樹種、サイズ、形状のものを取り揃えております。

自分で仕上げる一枚板

お問い合わせはお気軽に

板ごとの仕上げの難易度など、ご不明な点やご質問がありましたら、お気軽にお電話で、またはお問い合わせフォームからお問い合わせくださいませ。近郊の方は、ご来店もお待ちしております。

板の仕上げ方法、オイル塗装については、下の記事もぜひご参考にどうぞ。自分で仕上げるために必要な道具や、ノウハウなどをご紹介しています。

・「自分で仕上げる一枚板」の作業に必要な道具を紹介します 迷ったらこの3つだけでOK！【初心者・低難易度の板向け】

・自分でオイル塗装に挑戦したい方からよく寄せられる質問にお答えします【自分で仕上げる一枚板】

また「自分で仕上げる一枚板」を実際にご購入され、仕上げに挑戦されたお客様からの写真付きリポートも、下のリンクからお読みいただけます。商品の到着時の様子から、ヤスリがけ・オイル塗装の感想など、詳しく書かれています。こちらもぜひお読みください。

・自分で仕上げる一枚板・スギのご感想（第一回・到着編）をいただきました

・自分で仕上げる一枚板・スギのご感想（第二回・とりあえず使ってみた編）をいただきました

・自分で仕上げる一枚板・スギのご感想（第三回・ヤスリがけ編）をいただきました

・自分で仕上げる一枚板・スギのご感想（第四回・オイル仕上げ編）をいただきました

・自分で仕上げる一枚板・スギのご感想（第五回・書斎机ビフォーアフター編）をいただきました