スポルテッドや青シミが景色になったカエデ一枚板【新作案内】
こんにちは、木の店さんもく、店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。
今回の新作は岩手県産のイタヤカエデの原木から製材した一枚板です。
皮肌がボコボコで、丸というよりは歪つ(いびつ)なカタチで、中ほどに大きな窪みがあり、何がでてくるのかとワクワクするような原木でした。
原木市場で見たときは皮肌の凸凹と、外側に出っ張ったり内側に凹んだりするカタチに一目惚れしました。
こちらのカエデ原木を製材した動画もあります。
今回の一枚板も動画内で確認できますのでぜひご覧ください。
製材から1年半ほど自然乾燥させたところで、外側に近いところの一枚板がいい感じに乾燥していたので仕上げることにしました。
両面プレーナーで削ったのち、サンディングや割れ補修などの整え作業を終え、ここからオイル塗装に入ります。
毎日のようにいろんな樹種のいろんな一枚板にオイル塗装をしていますが、何回やっても千差万別それぞれオンリーワンの仕上がりになって感動も違います。
今回のオイル塗装も楽しみです。
さて、どんな濡れ色が現れるでしょうか?
オイル塗装&解説動画はこちらから↓
原木の外側に近いところから取れた板で、板の上部に付いている皮目が面白いポイントになっています。
かえで一枚板【岩手】1750×120~650×50㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
白太の台面には青シミやスポルテッドも入り、独特な何とも言えない模様が景色になっています。
窪んだ面皮があったりして”使い勝手が良い”とは決して言えないかもしれませんが、好きな人にはたまらないはずです。
オイルでさらに存在感が際立って、主張した一枚板に仕上がりました。
今回の新作、いかがでしたでしょうか。
展示倉庫では、写真のように脚の上に置いた姿を眺めることもできますので、お近くにいらした際はぜひお立ち寄りください。
また遠方の方で、他のアングルからの写真が見たい、などのリクエストがありましたら、撮ってお送りできますので、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
各商品ページに他にもたくさんの画像や動画による解説もありますので、詳しくはそちらもぜひご覧ください。
「さんもくデー」の詳細は、
一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/
木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/
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一枚板xオイル仕上げの専門店|木の店さんもく 岩手
木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
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