テカテカにウレタン塗装された座卓をオイル塗装でしっとり系に仕上げ直しました【テーブルリメイク】
こんにちは、木の店さんもく、店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。
この記事では、お客様よりご依頼いただいたブビンガ座卓のリメイク事例をご紹介いたします。
長い間、畳の部屋で使われていたこちらの座卓をダイニングテーブルにリメイクできないか、というご相談をいただきました。
当初、お客様は座卓の脚をアイアン脚に替えてダイニングテーブルにするだけで、天板は今の状態で何もせずそのままお使いになる予定で考えられていました。
その後ご依頼をいただき、座卓を引き取りにお客様のご自宅へ伺いました。実物のブビンガ座卓と初対面です。
強めに反りが出た圧倒的な存在感のブビンガ
見てすぐに木表側に少し強めに反りが出ているのがわかりました。
アイアン脚が水平に取り付けられるかどうか、ちょっと厳しそうだと感じました。厚みが6㎝ほどあったので、削ることができればなんとかなりそうな感じでした。
実物を拝見した第一印象は、とても年輪が緻密で木目が躍動しているというものでした。そして耳の凹凸が天然で凄まじく、台面の柾目にうねりとして出ていました。
ブビンガ材のテーブルや建築材が大量に出回っていた30年前でもこれほどのブビンガは珍しかったと思います。
座卓を見れば見るほど、このブビンガ一枚板を削ってサンディングしてオイルを塗って「仕上げてみたい!」という強い思いが湧いてきました。
反りのことも有ったので、一枚板を削ってオイル塗装でリメイクしてみてはどうか、あらためて提案させていただきました。
お客様より一枚板を削ってオイル塗装でリメイクする方向で改めてご依頼をいただきました。
鏡のように映り込むほどのウレタン塗装がされていました。
この塗装を剥がして削ってオイル塗装したらどんな仕上がりになるのか、とても楽しみです。
柾目のうねりがスゴイ!
削ってオイル塗ったら想像以上に!
両面を平らに削ってサンディングなどもろもろ作業を進めていき、メインイベントともいえるオイル塗装に入ります。
今回のブビンガ座卓をリメイクした動画です。長尺ですが、ぜひご覧ください。
ひと塗りするたびに躍動した木目が浮かび上がってきます。
座卓からダイニングテーブルへ
オイル塗装が終わった素晴らしいブビンガ、アイアン脚を取り付けてダイニングテーブルとして生まれ変わりました。
そしてお客様のご自宅へ納品となりました。
テカテカのウレタン塗装から一変してオイル塗装のしっとりした質感になりました。
ブビンガの躍動した木目はそのままオイル塗装でも変わらず主張しています。
ベニヤ材では得ることができない無垢材である一枚板ならではの楽しみだと思います。
ダイニングテーブルが設置されて、お客様から「感激しました」とお声をいただきました。
当初予定されていなかった一枚板の削りと塗り替えの提案を快くご採用いただき、ご依頼いただいたお客様に感謝いたします。
T様、この度はお仕事のご依頼、誠にありがとうございました。私たちもとても楽しみながら仕事をさせていただきました。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。
ご相談はお気軽に
長年お使いになっている愛着あるテーブルや、実家やおじいちゃんおばあちゃんの家に昔からある重い座卓など思い出の詰まったテーブルを今の暮らしに合わせてリメイクしてみませんか。
ご相談いただければ、ご提案したり対応することが可能です(工賃などお見積りいたします)。
お気軽にお電話で、またはお問い合わせフォームからご相談いただければ幸いです。
「さんもくデー」の詳細は、
一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/
木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/
関連記事
一枚板xオイル仕上げの専門店|木の店さんもく 岩手
木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
屋号 | さんもく近江銘木株式会社 |
---|---|
住所 |
〒029-0132 岩手県一関市滝沢字鶴ヶ沢7-53 |
電話番号 | 0191-21-1131 |
営業時間 |
平日 9:00~17:00 土曜日 9:00~12:00 定休日:日曜日/祝日 |
代表者名 | 近江 謙利 |
info@kinomisesanmoku.co.jp |