一枚板のカットは”もったいない！？”【お客様より】

2024.11.02

こんにちは、木の店さんもく店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。

一枚板をご購入いただいたお客様より画像が送られてきました。

一枚板を半分にカットすることに抵抗を持たれているお客様も多いのですが、今回お客様がお使いになっている事例では、一枚板をカットすることでいろんな使い方のバリエーションが見えてきて参考になると思います。

なら一枚板【岩手】1900×400~470×43㎜【オイル塗装仕上げ済み】

このナラがいい！でも長さが…

こちらの岩手県産ナラ一枚板をご購入いただきました。

お客様には以前にオンラインショップよりオニグルミ一枚板をご購入いただき、今回リピートでご来店いただいてのご購入となりました。

お客様はソファーテーブルとして使う一枚板を探しに来られていました。倉庫内に展示されている一枚板を一通り見て回られたあと、こちらのナラ一枚板が気に入られたようでした。

重厚なナラの質感。渋い耳や節で外側にふくれたカタチ。お客様が興味を持たれるのも納得です。

お客様が予定されているソファーテーブルの長さは90㎝ほどなので、使うにはカットは避けて通れないところです。

お客様もわたしも”せっかくの一枚板をカットするのはもったいない”という感情がどうしても出てきてしまいます。

ソファーテーブルに使わないところを何かにつかえないか？

カットするとたまたま同じくらいの長さの一枚板が2枚できます。

お客様が予定されている1枚は「テーブル脚に置くだけ」でソファーテーブルに使うとして、残った方は寝室のサイドテーブルがいいだろうか、PCデスクの天板がいいだろうか、と、お客様と一緒にアイデアを考えていきました。

カット加工とカット後の切り口を整える作業とオイル塗装をしていきます。

2枚になったナラ一枚板を仕上げて、お客様へ出荷の運びとなりました。

数か月ほどしてからメールで画像が届きました。

そこには意外な使い方をされたナラ一枚板がありました。

昔火鉢に使われていたであろう大きな陶器2つをまたいでナラ天板が使われていました。

天板を火鉢の上に置いただけのソファーテーブルです。

ナイスアイデアです！

大きな火鉢なので一枚板を置いただけでも、板の下に滑り止めのクッションをはさむだけで安定感もあり安心して使えそうです。

「こんな風にバリエーションを変えて使うこともあります。」といった画像も送っていただきました。

いろいろ試されながら、楽しんでお使いになっているのがよくわかります。

Ｂ様、この度は一枚板のお買い上げ、そしてステキな使用事例を送っていただき、本当にありがとうございます。

まさかこのような使い方をされるとは”目からウロコ”のステキな事例です！

一枚板ともども末永くよろしくお願いいたします。

カタチや木目など、雰囲気が大いに気に入った一枚板が見つかったのは良いけれど、考えている用途に対して長すぎる、あるいは巾が広すぎる、という場合は、ご相談いただければ、今回の事例のようにカットして仕上げることも可能です（工賃などは別途発生いたします）。

店頭はもちろんのこと、お気軽にお電話で、またはお問い合わせフォームからでもご相談いただければ幸いです。

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木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。