独特な色のキハダや岩手のヒノキ、朽ちが魅力の日光杉など一枚板が仕上がりました。(5/4)【新作案内】
こんにちは、木の店さんもく、店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。
今回は、岩手県産のキハダとヒノキ、そして日光東照宮の並木杉の一枚板が出来上がりました。
キハダ一枚板【岩手】2140×300~530×35㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
岩手県の自然が育んだキハダ原木から製材した、迫力ある一枚板です。
節のないシンプルな板目ながら、木目は力強く流れ、自然の躍動感を感じさせます。
赤身にはキハダ特有の渋く深い色味が現れ、静かに、しかし確かに見る人を惹きつけます。
両サイドに残る白太のコントラストと、耳(みみ)の自然な仕上がりが、野性味と上質さを同時に表現。空間に置くだけで、凛とした存在感と木の温もりが広がります。
キハダ一枚板【岩手】2140×300~530×35㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
一点ものの魅力を、ぜひその手で確かめてください。
ひのき一枚板【岩手】1460×330~400×29㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
岩手県産のヒノキ原木から切り出された一枚板になります。
ゆるやかな曲線を描くフォルムが個性的で、空間に柔らかな動きをもたらします。
節を含んだ木肌からは、ヒノキ特有の上品な赤身が映え、静かな美しさを感じさせます。
一方で、耳(みみ)には虫が這ったような痕跡や虫食い跡が数多く残り、自然が偶然生み出した“景色”としての魅力を放ちます。その野趣あふれる表情は、人工物では決して再現できない唯一無二の味わいです。
ひのき一枚板【岩手】1460×330~400×29㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
オイル仕上げとの相性も抜群で、濡れ色のようなしっとりとしたツヤが立体感を引き立て、さらに深みのある表情を楽しめます。
自然と共に、あたたかく個性的な一枚と心豊かな生活を。
日光並木杉一枚板【栃木】1410×670~860×35㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
栃木県・日光東照宮の歴史ある並木杉から生まれた一枚板になります。
長い歳月のなかで朽ちた部分は、この板の象徴的な存在。単なる傷みではなく、時間が削り出した“味わい”として、深い印象を与えます。
濃く重なる赤身のグラデーションと、朽ちた箇所から広がる黒染みが絶妙に調和し、重厚で趣のある景色を描き出しています。
仕上げには「浮造り(うづくり)」という伝統的なブラッシング加工を施し、年輪の硬さの違いを際立たせながら、手に心地よい凹凸を生み出しました。
視覚だけでなく、触覚でも木の力強さとぬくもりを味わえる一枚です。
日光並木杉一枚板【栃木】1410×670~860×35㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
歴史が刻まれた素材と共に、空間に深みと語りを添えてみてはいかがでしょうか。
今回の新作案内は、いかがでしたか?
岩手のキハダ、ヒノキ、そして日光杉一枚板。趣を異にしたそれぞれ独特な個性をもった一枚板を紹介しました。
今回ご紹介した新作の中で、あなたの心に響いたのはどちらでしょうか?
ぜひ、お気に入りの一枚を見つけてみてください。
展示倉庫では、写真のように脚の上に置いた姿を眺めることもできますので、お近くにいらした際はぜひお立ち寄りください。
また遠方の方で、他のアングルからの写真が見たい、などのリクエストがありましたら、撮ってお送りできますので、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
各商品ページに他にもたくさんの画像や動画による解説もありますので、詳しくはそちらもぜひご覧ください。
画像内で一枚板を載せている脚も同時に販売しております。ぜひご覧ください。
毎月第3木曜日には「さんもくウィーク」
一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/
木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/
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オイル仕上げの一枚板 専門店|木の店さんもく 岩手
木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
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