自然の表情をそのままに 岩手のクリ・サワラと日光並木杉の一枚板ができました(6/7)【新作案内】
こんにちは、木の店さんもく、店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。
今回は、岩手県産のクリとサワラ、そして**日光東照宮の歴史を見守ってきた「並木杉」**から生まれた、一枚板のご紹介です。
それぞれの木が歩んできた歴史を、そのまま板に閉じ込めたような味わい深い逸品たちを、どうぞご覧ください。
くり一枚板【岩手】1530×530~610×47㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
虫穴や朽ちた風合いが味わい深い、老木感ただようクリの一枚板
岩手県産のクリ原木から製材した、力強い存在感の一枚板です。抜け節の跡が二股の枝のように見えて、個性的なフォルムも魅力です。長い歳月を重ねた老木ならではの、細かな年輪と深みのある木味(きあじ)が印象的です。
表面は「浮造り(うづくり)」仕上げとなっています。木目を際立たせるブラッシング加工により、凹凸のある手触りが楽しめます。虫食いや朽ちた部分も、そのまま木の表情として残しており、野趣あふれる見た目となっています。
オイル仕上げでしっとりとした濡れ色に仕上がり、素材の魅力をより一層引き立てています。
さわら一枚板【岩手】1750×750~830×50㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
上品な雰囲気とワイルド感が調和する、浮造り仕上げのサワラ一枚板。
岩手県産のサワラ原木から製材した一枚板になります。
淡い色合いと、シンプルでやさしい木目は、ヒノキを思わせる上品な佇まいとなっています。
和風にも洋風にもなじむ、飽きのこない表情が魅力です。
表面は「浮造り(うづくり)」仕上げ。年輪の硬い部分だけを浮き立たせるブラッシング加工により、木目が際立ち、手に触れたときの凹凸も感じられます。
耳(木の外側部分)には、自然のままの面皮が残っており、木目とのコントラストを楽しめます。やさしさの中に野性味も感じられる仕上がりとなっています。
塗装には植物油のオイルを使用しています。しっとりとした艶が加わり、手触りはなめらかに素材感を楽しめます。自然をそのままに引き出した、味わい深い一枚に仕上がりました。
日光並木杉一枚板【高樹齢】1260×720~880×34㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
朽ちさえも景色となる——時を纏った、並木杉の一枚板
日光東照宮の参道を長年にわたり見守ってきた「並木杉」。その歴史ある杉から伐り出された一枚板です。
長い歳月を経て育まれた年輪は深く、赤身の濃淡が美しいグラデーションを描き出し、木そのものに重厚な風格を漂わせています。
表面には「浮造り(うづくり)仕上げ」を施し、柔らかい木肌を磨き落とすことで年輪の凹凸が際立ち、触れたときに自然の立体感を味わえます。
大きく朽ちた部分さえも、まるで風景画のような趣を持ち、この木が生きてきた証として一枚板全体に深みと個性を与えています。
唯一無二の存在感と、自然が刻んだ歴史を宿す並木杉の一枚板。テーブルやカウンターとして使えば、空間に静かな迫力と物語を添えてくれることでしょう。
今回の新作案内は、いかがでしたか?
いかがでしたでしょうか?岩手クリ、サワラと日光杉、それぞれの木が持つ独特の味わいと魅力を感じていただけたら幸いです。
気になる一枚がございましたら、ぜひお気軽に展示倉庫へお越しいただくか、お問い合わせください。
各商品ページに他にもたくさんの画像や動画による解説もありますので、詳しくはそちらもぜひご覧ください。
画像内で一枚板を載せている脚も同時に販売しております。ぜひご覧ください。
毎月第3木曜日には「さんもくウィーク」
一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/
木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/
関連記事
オイル仕上げの一枚板 専門店|木の店さんもく 岩手
木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
屋号 | さんもく近江銘木株式会社 |
---|---|
住所 |
〒029-0132 岩手県一関市滝沢字鶴ヶ沢7-53 |
電話番号 | 0191-21-1131 |
営業時間 |
平日 9:00~17:00 土曜日 9:00~12:00 定休日:日曜日/祝日 |
代表者名 | 近江 謙利 |
info@kinomisesanmoku.co.jp |