鶉杢のような青森ひば一枚板の杢目

5年以上前

もう10年近く経つように思いますが、

秋田の銘木市場で

珍しい杢目の青森ひば一枚板

出品されていたことがありました。

現在よりも

青森ひば一枚板も多く出ていました。

このときに

何枚か仕入れた青森ひば

その一枚がこちらです。

ちょっと入り皮が入っていたり

形も面白いのですが、

そのまま建築材に使うのは

難しそうな一枚板です。

なによりも

杢目が特徴的だったので

一目惚れで仕入れた一枚です。

昨年

数年ぶりに

その青森ひば一枚板に

プレーナーをかけて

オイルを塗って仕上げました。

樹齢が高い青森ひば一枚板は

オイルを塗ったそばから

木目を浮き出し

光沢ある表情を

出し始めました。

こちらの一枚板の解説動画

鶉杢のような杢目

青森ひば自体が

高樹齢のものが多いのですが、

こちらの一枚板も

樹齢200年は超えていそうな

細かい年輪です

一部数えることが困難なほど

細かな年輪です。

年輪の細かさも確認できますが、

この一枚板が

原木の外側のほうで

製材されたことがわかります。

まとめ

以前に秋田の銘木市場で

仕入れた

とても珍しい杢目の

青森ひば一枚板です。

青森ひばが出品されていたら

珍しい杢があるのか

つい探してしまうのですが、

なかなか

出会うことがありません。

自然乾燥で何年も置いていた

割には重さがあまり

変わらず、

豊富な脂分を想像させます。

あらためて

木は樹齢なんだと

思う一枚です。