リビングテーブル×樹齢350年の吉野黒杉

以前に

秋田の銘木市場で仕入れた

杉一枚板です。

入荷したばかりの

3年ほど前

この杉は非常に重く

二人で運ぶのも一苦労な

ずっしりと

そして黒い杉でした。

その後

自然乾燥の後

半分近くまで

軽くなり、

プレーナー仕上げ

オイル仕上げをしました。

ブログ掲載しています。

樹齢350年

オイル仕上げされた

一枚板です。

とても年輪が細かく

およそ350年の年輪が

数えられました。

入荷当初と比べると

乾燥によってなのか

黒かった色も

だいぶ薄くなりました。

それでも

普通の杉に比べると

ダークな色合いは健在です。

細かい年輪を

数えてみることにしました。

年輪が細かすぎて

数えるのが一苦労

目が疲れます。

外側から数センチの

白太のところ

物差しを置いていますが

ここまでで

50年の年輪が数えられました。

なかなか数えるのが辛いです。

外側から数えて

ここまでで

およそ100年の樹齢です。

この位置で

外側から数えて

年輪の数は200年

さらに

真ん中あたりまでで

150年ほど年輪を

数えることができました。

動画でこの一枚板を

解説しています。

無垢材が似合う素敵なお家

樹齢350年の杉一枚板の

嫁ぎ先(材木屋さんや銘木屋さんは売れると

嫁に行かせるという表現を使ったりします)

無垢材をいい感じに使われている

お家で使っていただくことになりました。

大空間LDKの

リビング空間に

ローテーブルとして

鎮座しています。

座布団も用意されていました。

置き足

足も杉材で造っています。

平足の部分

片側に耳を残しています。

和のイメージがある

杉の一枚板。

お部屋の引き戸とも

調和していて

グッドマッチングです。

脚材は杉の

柾目材を基本として

つくりました。

縦の部分は赤身材

平足の部分は

片側耳の腰の

耳白源平材となっています。

まとめ

今回こちらにお住まいになり

樹齢350年の杉一枚板の

テーブル板を選んでいただいた

お客様は

昨年より

お店に足を運ばれて

一枚板をいろいろ見ていただき、

今年になって

吉野の黒杉の一枚板を

決められました。

はじめからローテーブルとして

使われるとのことでしたので、

最終的に

脚も杉材の座卓用になりました。

とてもとても

木や天然素材がお好きな

好感のもてる

若いご夫婦で

納品の際に搬入まで

手伝っていただき、

帰りにお土産まで

恐縮してしまいました。

とてもとても

感謝しております。

これから長く長く

ご一家の生活に

杉の一枚板が加わり

歴史を共に作っていかれます。

私も大好きな一枚板の嫁ぎ先が

こちらのお客様であったことが

とても幸せに感じております。

末永く

よろしくお願いいたします。