木の店さんもくの一枚板にノコギリの跡のような線が残っているものがあります。これは仕上げ忘れなのでしょうか?
こんにちは、木の店さんもく店主、近江です。いつも誠にありがとうございます。
本日はお客様から時々質問されることについてお話いたします。購入した一枚板や、購入予定の一枚板に「ノコギリの跡」のようなものが見えるのですが、これは何故ですか。ここは「仕上げない」のですか。とお聞きされることがあります。

商品ページには、下の写真の左上に見えているような「ノコギリの跡・切削跡」がありうることは前もって記載してあるのですが、これは当店の、いわゆる「手抜き」などが理由ではまったくないのです。

一枚板の、お客様がメインで使うであろうと考えられる面についてはなるべく切削跡が残らないように、かなり丁寧に仕上げています。しかしあまり使われないかもしれない木裏面では、こうしたノコ跡をあえて「追求して消しすぎない」ことも、あるのです。
削りすぎてしまうことによるデメリット
その理由は、こうしたノコ跡が「まったく見えなくなる」ように完全に削っていくと、たとえばせっかく60mmも厚みがある存在感が強い一枚板が、5〜10mmほども削られることもあり、薄くなりすぎる場合があるのです(一部のノコ目を完全に消すためには、板の表面全体を均一に削る必要があります。そうしないと台面にムラが出てしまいます)。
また、もともと薄い板を削ってさらに薄くすると、今度は反り・ねじれなどのリスクが高まることもあります。下のケヤキが良い例で、こちらは27mm厚の薄さが魅力の、小ぶりで取り回しの良さが光る板なのですが、木表目にもノコ跡があります。これを削ろうとすると、さすがに薄くなりすぎてしまうのです。すると実用面でやや懸念が出てきます。

けやき一枚板 1380×680~780×27㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
さらには、こうした板ノコの跡は私にとっては「自然と人間のかかわり」を記録している「意匠」でもあるように思えるのです。また、こうしたノコ跡は「消す」ことはできても、「後から付ける」ことはできません。下のけやきの花入れも、そのような考え方でこういう姿になっています。こうした「作業痕」もまた「板の風景」であるというのが、当店の考え方のひとつでもあります。

ケヤキ花入れ H410~470 W380~490 D55㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
こうした理由で、当店の一枚板にはノコ目が残っているもの「も」ありますが、それらはいわゆる「手抜き」や「不良品」というわけではなく、様々な考慮をした結果ノコ目を「残している」ものですから、どうぞ安心してお買い求めいただければと思います。
しかし、お客様に一枚板を気持ち良く使っていただくのが何より重要であると私達は考えております。そのため、お客様がご希望の当店の商品で、このノコ跡・切削痕がどうしても好みでない、という場合がございましたら、お好みにあわせて再仕上げすることが可能な場合もありますので、お気軽にご相談ください(再プレーナー加工が必要になる場合もあり、数万円単位の工賃が発生しますことをご了承くださいませ。また、技術的に難しい場合もございますのでご了承ください)。
木の店さんもく・今月の営業スケジュール
当店は岩手県一関市にオフィスと展示倉庫を構えております。近郊にお住まいの方は、是非一枚板の実物をご覧に遊びにきてくださいませ。
当店の営業スケジュールにつきましては、下のページからご確認ください(お電話でのお問い合わせ・ご注文は営業時間内にお願い致します)。
| 日付 | 営業時間 |
|---|---|
| 平日(月~金) | 9:00~17:00 |
| 土・日(祝日含む) | 9:00~12:00(午前中のみ) |
※急な予定変更がある場合もございますので、ご来店前の確認をおすすめいたします。
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木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
| 屋号 | さんもく近江銘木株式会社 |
|---|---|
| 住所 |
〒029-0132 岩手県一関市滝沢字鶴ヶ沢7-53 |
| 電話番号 | 0191-21-1131 |
| 営業時間 |
平日 9:00~17:00 土曜日 9:00~12:00 定休日:日曜日/祝日 |
| 代表者名 | 近江 謙利 |
| info@kinomisesanmoku.co.jp |

