アイアン脚は一枚板のどの位置に取り付けるのがベストですか【両端ギリギリ?少し内側寄り?それとも…】
木の店さんもく、店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。
今日は「一枚板にアイアン脚をネジやボルトで固定する場合、一枚板のどのあたりに取り付けるのがベストなのか」を、私の長年の納品事例を踏まえて、お話させていただきたいと思います。

商品ページ:【テーブル脚】アイアン脚ロータイプ【平板ロックファー材】H395 W300~355㎜
一枚板を「脚の上に置くだけ」で使うのではなく、アイアン脚をネジやボルトでしっかり固定して使いたい、という場合、少しだけ留意しておきたいことがあります。
ほとんどの場合は、「好み」や「使いやすさ」を基準にしてアイアン脚の取り付け位置を決めていただいて問題ありません。一枚板の両端ギリギリですとか、少しだけ内側の位置ですとか、見た目の好み、座った時に脚が当たらないかどうかなどで決めても大丈夫です。

ただ、一枚板の中央に極端に重いものを載せるかもしれない場合や、細長い一枚板で人が座るベンチを作る場合などは、テーブル脚を板の両端、際々近くに取り付けると、構造的に板の中央部が「たわみやすく」なるので注意が必要になります。
たとえば、厚み3cm、長さ2m、奥行き30cm…といったスペックの細長い一枚板でベンチを作り、アイアン脚を板の両端ギリギリのところに固定した場合、そのベンチの中央に体重150〜200kgほどの方が座られると、樹種にもよるのですが、板がたわんで、最悪の場合はミシミシ…バキッ!と折れてしまうことも考えられます。体重60kgの方3人が同時に座る、という場合も同様です。
この問題を回避する方法は簡単で、アイアン脚を内側に寄せていくことです。アイアン脚の間隔が狭くなるほど、その上にある板のセクションは剛性が上がり、たわみにくくなるからです。
下のベンチは当店でカスタムメイドさせていただいたもので、お客様に写真を送っていただきました。このベンチは長さが180cmほどあり、打ち合わせの際は脚の位置がもう少し外側に来るイメージだったのですが、最終的には強度を考えると少し内側に寄せたほうが良いかもしれないですね、ということになり、この位置に落ち着きました。

アイアン脚は【テーブル脚】アイアン脚ロータイプ【平板カリン材】H390 W290~450㎜(ご成約済み)
どのくらい寄せるのが良いのかは、一枚板の厚み、長さ、固さ、どんな体重の方がどんな座り方をすることが多いのか、等々、様々な要素を考慮する必要があるので一概には言えないのですが、「薄めで結構長い一枚板」の場合は、一応こうしたことも踏まえてアイアン脚の取り付け位置をイメージしていただければと思います。
ちなみに2mやそれ以上の長さであっても、奥行きが60cm以上のダイニングテーブルのような形状の一枚板で、厚みが50mm以上もあるような場合、アイアン脚を板のいちばん端に取り付けても、まず問題になることはないと思います。この場合は単純にお好みの位置に取り付けても大丈夫でしょう。
下の写真は、長さ2.2m、奥行き60cm以上、幅56mmのすぎ一枚板で、木の店さんもくオリジナルテーブル脚「脚幸」に「置いただけ」の状態ですが、このようなサイズ感の一枚板でしたら、アイアン脚を板の両端ギリギリ近くに取り付けてもまず問題になることはないでしょう(この板の上でダンスなどされる場合は別ですが、、、)。

商品ページ:すぎ一枚板【高樹齢】2200×670~920×56㎜【オイル塗装 仕上げ済み】
木の店さんもくではアイアン脚の取り付け加工も承っております。ご購入いただいた一枚板にアイアン脚を取り付けられたい場合、板の性質を見定め、お客様のご希望・ご使用イメージをお聞かせいただいた上で、適切な取り付け位置をご提案させていただきます。お気軽にご相談ください。
木の店さんもくのテーブル脚コーナー↓
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オイル仕上げの一枚板 専門店|木の店さんもく 岩手
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