【生まれ変わる端材】お客様より飾り板(花台)のご依頼をいただきました。
木の店さんもく、店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。
お客様より、花台製作のご相談をいただきました。
サイズ感などおおまかなご希望を伺ってから、いろいろ倉庫の中の材をみていて、いくつかピックアップしました。
お客様が選んだ材料はクリ。「端材(はざい)」といわれるものです。
自分がこの世界に入った頃、端材の多くは薪として使われていました。会社や工場の片隅に置かれたドラム缶や一斗缶の中で燃やされ、暖をとるための火になる。昔はそれがごく当たり前の光景でした。けれど、その中には「これは燃やしてしまうには惜しい」と感じる材がたくさんありました。
小さくても力強い木目を持っていたり、独特な耳のラインが美しかったり、偶然できた割れや節が味わいになっていたり。端材という名前では片づけられないほど、個性を持った木たちです。
カットしながら形を整えます。↓ 板の雰囲気を損なわないように、気を使う作業です。

プレーナーで両面を平らに削っていきます。↓

カット、両面削りが終わったクリ材。↓ 蒸(ふ)けて色が変わってるところがあったり、虫食い跡があったりして形も面白くいい感じです。

ノミを使ってクリ材の余分な耳を剥がしていきます。↓

グラインダーで大まかに粗削りで整えます。↓

紙ヤスリで整えていきます。↓

平らな面をサンディングして磨いていきます。↓

今回はクリ材の表面をブラッシングによる浮造り仕上げで目出し加工していきます。↓ 年輪に沿った凸凹を触って感じることができます。

オイルで塗装していきます。↓

オイルでしっとりと、そして小さいながらも重厚感ある仕上がりになりました。
納品後さっそく飾っていただきました。↓ 花瓶や課題の向きを変えたりしながら楽しまれているようでした。

ただ物を置くための台ではなく、飾るものも引き立て、既製品では出会えない、自分だけの誰ともかぶらない木の表情やカタチを楽しみながら、暮らしの中で長く付き合っていける花台になったと思います。
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端材は【店頭販売】となりますが、今回のお客様のように「花台をつくりたい」「スツールを作ってほしい」「PCのモニター台が欲しい」など、ご相談はお気軽にどうぞ。
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