オニグルミ一枚板から「置き式台」を作ったら、他にもいろんな作品ができました!【お客様より】
木の店さんもく、店主の近江です。いつもご覧いただきありがとうございます。
置き式台、玄関のステップボードといえばわかりやすいでしょうか、木の店さんもくブログやyoutubeでご紹介した玄関ビフォーアフターの事例をご覧になった方からお問い合わせをいただきました。
ご依頼主様から一番最初にいただいたお問合せのメールが以下になります。
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さんもく近江銘木株式会社 近江様
御社ホームページで一枚板の式台を拝見して、はじめてメールをさせていただきました。東京都のNと申します。
引っ越しを致しますが、転居先マンションの玄関の上がりかまちが170㎜あります。足が不自由なため、式台、踏み台がほしいといろいろ探しておりました。現在住んでいるマンションのフローリングや建具は突き板で、かろうじて木材らしさがあるのですが、最近のフローリングは表面がプリントなのか、非常に味気なく、そこにいわゆる介護保険の福祉用具にあるような踏み台を設置するのでは、残念だと思っておりました。
たまたま御社のホームページで1枚板の式台を拝見し、工業製品でまとめられたマンションの玄関であっても、味わいがある、すてきな玄関になるのではないかと思いました。
写真をお送り致します。上がりかまちの幅は870㎜、高さ170㎜ですので、式台の高さは80㎜、奥行き350㎜くらいですと良いと考えております。ご連絡いただけますとありがたく、どうぞよろしくお願いいたします。
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大工さんや業者んによる取り付けではなく、一枚板に脚を付けて製作したステップボード「置き式台」としてお使いになることを希望されていました。
カタチが面白い渋色のオニグルミ一枚板
玄関の間口がおおよそ90㎝ということだったのですが、一旦サイズは置いておき、木の店さんもくサイトの一枚板の中に好みの気になる一枚板を何枚か選んでいただいた中に、今回の一枚板がありました。
岩手県産オニグルミ一枚板です。長さが1800ほどあり奥行、厚みなどは玄関ステップボード(式台)に問題なく使えるサイズです。雰囲気たっぷりな個性的な一枚板です。

式台として使用する部分以外の一枚板をどのように活かすか、という話になりました。そこでお客様から、「玄関で腰掛けられるスツール」と「お部屋で使うテーブル」のご希望をいただきました。一枚板のどの部分を式台に使い、どの部分をテーブルやスツールの天板として活かすのがよいか、一枚板を見ながら検討して、木取りのイメージ図とお見積りをご提案させていただきました。最終的にはそのプランでご依頼をいただき、製作がスタートとなりました。
木取りのイメージ図がこちらになります。↓

動画でも解説してますので、ぜひご覧ください。↓
一枚板をカットして今回のメインであるステップボード(式台)を木取っていきます。

式台に使う一枚板の片耳を落として、その材を利用して式台を支える脚、下駄脚を木取っていきます。↓

このような感じで脚が付きます。↓

式台の脚取り付けが終わり、オイル塗装していきます。↓

式台に選んだのは、耳の角度が比較的直角に近い部分です。足元で使う式台はあまり緩やかな耳の角度だと足を滑らせたりするリスクがあるので、この部分を式台として採用しました。

切り落とした材をさらにカットします。これらがスツールとテーブルの天板になります。↓
スツール用の天板をアイアン脚に合わせてみたら、だいぶ”頭でっかち”な感じです。それに座った時のバランスが偏りすぎていたので形を整えることにしました。

片耳を落としてアイアン脚に合う大きさにカットして整えます。↓

スツールのアイアン脚を取り付けていきます。↓

テーブル天板になる一枚板はカタチが面白く表情豊かで個性があります。↓

テーブルにアイアン脚を取り付けます。

置き式台(ステップボード)、スツール、テーブルの三点が完成しました。

製作の中で切り落とされた、さらに細かい端材をカットしてドリルで穴を開けていきます。↓

一輪挿しや、ペン立て、ブックエンドや文鎮のようなものを作ってみました。↓

今回、オニグルミ一枚板から製作した作品がこちらになります。↓

出来上がった作品をお客様のもとへ出荷して間もなく、メールと画像が届きました。
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木の店さんもく近江様
本日、無事に式台ほかを受け取りました。ありがとうございました。
玄関に式台と椅子を置いてみましたので、写真をお送りします。お陰さまで上がりかまちが楽に上れます。木目や色が美しく、写真で見ていた以上に素敵です。ただ、式台は端に乗ると傾いてしまって少し怖いので、可能であれば、一番長いところ(カーブしているところ)にかます脚(木片)を送っていただけるとありがたいです。
一輪挿しもありがとうございました。さっそく花を差してみました。
テーブルは、リビングがまだ引っ越しの段ボールで埋もれているため、設置できておりません。ダイナミックな木目から元の木の姿を想像してみたり、木の肌触りも魅力的で、愛着を感じます。リビングでの使い方を色々考えてみたいと思います。
まずは取り急ぎ御礼方々、ご報告でした。ありがとうございました。
N




追記
リビングがまだ片付いていなくて、引っ越しの段ボールを端に寄せて、写真を撮ってみました。
最近一目惚れして購入した照明スタンドの置き場所を悩んでいたのですが、1枚板のテーブルに置いてみたら、とても良かったので、そのように使うかもしれません。
色々使い方を試してみたいと思います。玄関の式台と椅子の写真と一緒にブログで紹介していただいて構いません。


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後日、式台の下で傾きを防ぐ木片をお送りしたところ、式台もしっかり安定して問題なくお使いいただけることになり、ホッとしました。
N様、素敵な画像とお礼のメールまでいただき、喜んでいただけたようで安心いたしました。この度はお声を掛けていただき、誠にありがとうございます。今後とも末永くよろしくお願いいたします。
今回の製作内容
製作内容:岩手県産オニグルミ一枚板の置き式台(下駄脚には同じ一枚板をカットして使用)
サイズ:980×350×48mm(脚を含めた式台の高さは8㎝)
仕様:共木オニグルミ材板脚2本付
置くだけで玄関が変わる。そんな式台の選択肢
「玄関に式台をつけたい」というご相談は、実はとても多くいただきます。
大工さんに依頼してしっかりと造作する方法もありますが、壁の解体やフローリング・框の交換が必要になることもあり、想像以上に費用がかさむケースも少なくありません。
そんなときにおすすめなのが、今回のような“置くだけ式台”は工事不要で、気軽に取り入れられるプチリフォーム感覚の選択肢です。
今回は岩手県産オニグルミの一枚板に、下駄のような脚を取り付けた「置くだけタイプ」の式台を製作しました。
設置は本当にシンプルで、ただ置くだけで玄関の雰囲気が変わり、空間をステキに演出してくれます。
ご依頼主さまにも大変喜んでいただけ、こちらとしても嬉しいかぎりです。
玄関の足元を支える「式台」にふさわしい一枚板をご紹介します。
式台は、靴を脱ぎ履きするたびに必ず足をのせる場所です。だからこそ見た目の美しさだけでなく、安全性も大切です。
特に耳付きの一枚板を式台に使う場合はご注意ください。耳の角度が緩やかすぎると、足を滑らせる危険があります。安心してお使いいただくためには、耳の形や角度をしっかり確認して選ぶことがポイントです。
天然木の温もりと存在感を活かしながら、安全で心地よい玄関づくりを実現してみてはいかがでしょうか。
ご相談はお気軽に。
今回の記事をご覧になった皆様も、気に入った一枚板で玄関をプチリフォームしてみませんか。
ご提案させていただきますので、お気軽にお電話で、またはお問い合わせフォームからご相談いただければ幸いです。
「さんもくウィーク」の詳細は、
一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/
木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/
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木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
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