キハダ(黄肌)という木の魅力とは?:独特な色味と力強い木目、そしてひとつひとつの個性
こんにちは、木の店さんもく、店主の近江です。いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。
本日は、木の店さんもくの一枚板の中でも個性豊かな「キハダ(黄肌)」という樹種についてお話したいと思います。
名前が表すように「黄色い肌」をもつ木として知られています。一枚板の材面には黄色味はそれほどないのですが、原木の皮の色が鮮やかな黄色で、初めてキハダの原木を製材したときは、その色味に驚いた思い出があります。
鮮やかな黄色のキハダの皮です。↓ 漢方薬の「オウバク」や染物の原料になったりしています。

キハダという木は、ケヤキや杉ほど知名度は高くないかもしれません。それは戦後の木材、銘木業界のなかではどちらかというと「代用木」として扱われてきた側面もあるのかと思います。
茶室や数寄屋建築では桑材が珍重されていますが、キハダを桑材の代用として「女桑」、「メグワ」として使われたり、戦後の日本住宅の床の間(とこのま)の床柱でよく使われていた「槐(エンジュ)」の代用として黄肌が使われていたこともあります。
そんなこともあり、あまり表舞台で活躍するようなことがなかった印象があるキハダですが、赤身の色味に個体差があり、淡く明るいものから神代木のような独特な色濃いものまでバラエティーに富んでいます。
キハダ一枚板を使った手洗いカウンター。↓

同じ原木から製材されたキハダ一枚板を2枚ハギ合わせて作ったダイニングテーブル。↓

木の店さんもくオリジナルアイアン脚、脚地(きゃっち)に乗せたキハダ一枚板。↓

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