秋田の市場で個性たっぷりな一枚板を仕入れてきました。
木の店さんもく、店主の近江です。ご覧いただきありがとうございます。
先日、秋田県の銘木市場へ行ってきました。

こちらの市場では昔から杉専門市場として、天然秋田杉を中心に市を開催していました。市場には全国から銘木業者、木材業者など仲買人が集まり、競りで商品を仕入れます。
天然秋田杉の枯渇に伴い、国有林の伐採制限などもあり10年ほど前から天然秋田杉の出品が激減しました。市場に出品する杉を扱う業者さんたちは全国の市場へ出向き、原木を仕入れるようになりました。
現在、こちらの市場では、天然秋田杉ではなくなったものの、全国からの杉が出品されており、個性的なものも増えて見ごたえある市場となっています。

色味やカタチに特徴があり、大きさも様々でカウンターやPCデスク天板、おおきなテーブルになるような一枚板もたくさん出品されています。

市場では、競り子による掛け声で一点一点、競りがおこなわれ、参加者がそれぞれ値を付けていき、最も高い金額を提示した方が、その商品を落札します。
下の画像は競りの様子になります。↓

今回仕入れた一枚板
私も競りに参加して、希望の一枚板を落札することができたり、惜しくもできなかったり、こちらの予算ではとても追いつかないほど高値で競り落とされていく一枚板もありましたが、何点か落札して仕入れることができました。
今回仕入れた一枚板を動画でもご紹介しています。↓ ぜひご覧ください。
滋賀県産の杉一枚板です。↓ サイズは2m×500㎜×50㎜ほどです。赤身の色が濃い目に出ていて、年輪も細かく高樹齢の杉一枚板です。

滋賀県産の杉一枚板です。↓ 2000×700×65㎜ほどあります。木目が動いたものや、節の入ったものなど、それぞれ個性が違います。
滋賀県産の杉一枚板になります。↓ なだらかな曲線がある2枚です。大きな節が入り、朽ちたところもあります。2000×600×50㎜ほどあります。

秋田県産の杉一枚板です。↓ 2000×350×40㎜ こちらの杉は非常に脂身が多く、乾燥材とのことですが、持ってみると生材のような重さです。特徴的な木目がポイントです。
同じく秋田産の杉一枚板です。↓ 長めの一枚板です。サイズは2600×350×35㎜です。同じく脂身が強くでていて表情がある一枚板です。
秋田産の杉一枚板。 脂身杉の中では一番巾が広く50㎝ほどあります。板の両サイドに脂身がのっていて模様になっています。
栃木県産の杉一枚板です。↓ 3000×820×75㎜のビックサイズな一枚板です。半分にカットして、長さ1500のテーブルやPCデスクもよさそうです。
こちらも栃木県産の杉一枚板です。↓ 3000×940×80㎜あります。ダイナミックなテーブルになります。
広葉樹のケヤキも出品されていて、仕入れることができました。↓ こちらの3枚は耳が落とされたストレートカット材です。赤身がメインの動いた木目も躍動していていい感じです。長い方で2600×600×60㎜あります。
福島県産の杉一枚板です。↓ 白太と赤身がそれぞれ動きがあります。赤身の濃い色が白太とコントラストが効いています。サイズは2000×570×50㎜になります。

栃木県産の杉一枚板です。サイズは3000×620×50㎜あります。原木の外側に近い一枚板かと思われます。白太が多く、耳も広く上を向いていて木目もよく動いていて個性が際立つ一枚板です。

長い杉一枚板です。サイズは4400×700×70㎜あります。黒い赤身が主張していて年輪も細かく存在感たっぷりな一枚板です。

福井県産の独特な色味が印象的な杉一枚板です。↓ 黒っぽい赤身の中に別次元のような模様が入っていたり、見入ってしまう一枚板です。サイズは2700×550×70㎜になります。
原木の外側に近い感じの一枚板です。↓ こちらも福井県産の杉になります。白太が多く、大面に原木の皮も残っていたりして、面白みのある一枚板です。サイズは3100×440×65㎜です。

独特な黒い赤身の福井県産スギ一枚板です。3300×590×75㎜と長さもあり、巾も600近くあります。

秋田の市場ではめったに見ることがない、愛知県産のヒノキ一枚板です。↓ この後ろにも1枚あって、2枚仕入れることになりました。サイズは4300×670×60㎜あります。北東北では自生していないヒノキはやはり珍しく、年輪も細かくダイナミックな一枚板です。

こちらも東北では珍しい、クスノキになります。産地は愛知県とのことです。カタチが面白く、朽ちた穴も野性味ありいい感じです。サイズは1800×800×60㎜あります。

こちらも愛知県産のクス(楠・樟)です。サイズは1800×890×70㎜のテーブル天板になる大きさです。

さらに大きなクスです。1800×910×75㎜の90㎝越えの広い一枚板です。クスノキはあまり馴染みがなく、いままでも扱いはあまり多くはないのですが、とてもゆっくり動く樹種のようで、乾燥に時間がかかり、数年は様子を見ながら保管するようになるでしょう。その分一枚板としてどんな風に仕上がるのかとても楽しみです。

鳥海山から出土した神代ケヤキです。↓ 1500×850×36㎜あります。素材にしては厚みが薄いのですが、乾燥しているようでここからは大きな動きはなさそうです。(でも現状で反っています。。。) うまく仕上げることができれば、グッとくるような素敵な一枚板の天板になりそうです。

今回は小ぶりな神代杉をまとめて仕入れることができました。
1000×460×45㎜ ↓

800×320×40㎜ ↓

900×200×40㎜ ↓

1000×160×40㎜ ↓

900×160×45㎜ ↓

1000×200×40㎜ ↓

1000×300×45㎜ ↓

1000×360×45㎜ ↓

こちらは神代ケヤキになります。260×260×36㎜ ↓
神代ケヤキです。300×200×45㎜ ↓

神代ケヤキになります。440×400×45㎜ ↓

1200×400×35㎜ ↓
350×360×36㎜ ↓


今回仕入れた一枚板は、ほとんどが未乾燥のものになります。スギの一枚板でおおよそ1~2年様子をみて仕上げられるものが出てくるかと思います。クスノキは全く予定が立たない感じで、ゆっくりと見ていけたらと思います。秋田産の杉や神代物はほとんど乾燥材なので、入荷後しばらく様子をみてから順次仕上げていければと思います。
いまからどんな一枚板に仕上がるのかとても楽しみです。
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オイル仕上げの一枚板 専門店|木の店さんもく 岩手
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