冬伐採のメリット【ケヤキ製材】
岩手県産ケヤキ原木を製材しました。
原木を仕入れに
地元一関の原木市場へ
原木の仕入れは
できる限り
冬季に伐採された木を
求めるようにしています。
理由はいくつかあります。
◇水分が一番少ない状態で伐採されている。
◇製材後の乾燥が早い
◇白太に虫が付きにくい
◇カビにくい
◇腐り難い
◇木味が良い
◇割れや反りが軽減される
昔は
伐採は彼岸(秋彼岸9月)から
彼岸(春彼岸3月)まで
と言われていました。
長い歴史のなか
経験の上で培われてきた
考えなのでしょう。
原木市場で仕入れた
ケヤキの原木です。
原木を仕入れるポイントは
樹齢が高い木で
年輪巾が細かいものを
仕入れるようにしています。
これが
なかなか
難しいのですが。
けやき原木の製材
年輪が細かく入っていて
赤身も多く
なかなか良さそうな
ケヤキ原木です。
製材機の台車に乗ったケヤキ原木
ケヤキ原木
2m×60~70㎝
台車の上で
丸太を回転させて
どの角度から
製材するかを検討します。
このケヤキ原木は
この向きで
製材することにしました。
このケヤキの製材動画です。
瘤(こぶ)になっているところを
製材すると
このような
入り組んだ特徴的な
木目が現れます。
この瘤を挽いた板
厚みは25㎜から30㎜
30㎝ほどの大きさです。
花台にしたり敷板などに
使われたりします。
芯の近くまで製材しました。
ここで
ひっくり返して
反対側の製材になります。
製材ノコの交換
堅いケヤキの製材なので
杉などの製材と違い
製材していると
刃の切れが悪くなってきます。
製材機のノコの刃を交換します。
ノコの刃です。
反対側の製材が
始まります。
反対側は
先ほどとは
また少し表情が変わっています。
最後の一枚の製材
製材された一枚板
反対側から製材した一枚板
目が細かく
赤身の多い一枚板が
とれました。
一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/
木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
https://kinomisesanmoku.co.jp/products_cat/%e4%b8%80%e6%9e%9a%e6%9d%bf/
関連記事
一枚板xオイル仕上げの専門店|木の店さんもく 岩手
木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
屋号 | さんもく近江銘木株式会社 |
---|---|
住所 |
〒029-0132 岩手県一関市滝沢字鶴ヶ沢7-53 |
電話番号 | 0191-21-1131 |
営業時間 |
平日 9:00~17:00 土曜日 9:00~12:00 定休日:日曜日/祝日 |
代表者名 | 近江 謙利 |
info@kinomisesanmoku.co.jp |