便利さと心豊かさを求めて

畳スペースに

一枚板のテーブルを使っていただいた

お客様から

テーブルサイドに

いい感じのティーワゴンを

つくってくれないかとの

ご依頼です。

いい感じ

という

ハードルの高さは

モチベーションが

上がるので

嫌いではないのですが、

やはり

好みのところでは

人それぞれですので

何回かお客様と

やりとりをしながら

どんな感じの

どういった雰囲気で、

などと話をして

イメージをつくりながら

製作の準備に入ります。

くり一枚板をメインに使って

やりとりしながら

材料の選択も同時に行っていきます。

すべての材料というよりは

主役になる材を

見つけるところから

始まります。

今回は

くり一枚板を

メインの材料として

使うことになりました。

岩手県産くり一枚板

2ｍの長さがあります。

この一枚板の

一部分だけを切り取って

メインの材料にします。

イメージ画

メインの材料が決まって

お客様との

やりとりのなかで

ある程度イメージが

できたので

とても下手で

恐縮なのですが、

なんとなくでも

わかってもらえたら

いいなあ

という程度の

手書きイラストを

描いて

イメージを

伝えます。(このイラストで伝わればいいのですが、、、)

くり一枚板を

最上部の棚板と

側板に使うことにしました。

材料が揃いました。

これでティーワゴンを

造っていきます。

岩手県の栗材と

東南アジア産の

カリン材です。

完成

職人さんとの

打ち合わせをして

自分の希望を

職人さんが

おさまり(作り方を)を

イメージして

製作が始まります。

そして

出来上がったのが

こちらです。

天板と側板は栗材

中板と脚材に

カリン材を使いました。

市販されていた

お盆に使える

プレートです。

タモ材です。

オイル塗装をして納品

植物油のオイル仕上げ

各材料が濡れ色で

発色して

だいぶ雰囲気がでました。

使っていただいている

座卓の脇に

ティーワゴンを設置しました。

ポットを置いてみます。

タモ材の

お盆プレートを

脚の間に仕込ませて

急須や湯飲みなど

を置きます。

こちら側には

喫煙される

旦那さんの

灰皿やタバコなどを

置けるように

しています。

まとめ

今回は

ご注文いただいた

ティーワゴンを

製作する過程

お客様との

やりとりや

イメージの共有など

オーダー製作の

流れを

ざっくりですが

ブログで解説してみました。

個性的な無垢材を

使って

自分だけのオリジナルを

造るための

オーダーになるので

基本的には

メインになる

材料を決めることから

始まることが

多いです。

そして

その材を主役として

使いながら

脇役の材料にも

個性的な配役を

するようにしています。

脇役になる材料は

ありがたいことに

おまかせいただくことが

多く

倉庫の中をいろいろ

探しながら

選んでいきます。

この時間が

苦労するところでもあり

楽しいところでもあります。

そのような流れで

今回は

ティーワゴンを製作しました。