杢が動いていて、いい感じです。岩手県産くり一枚板

この一枚板の

もともとの原木は

4.5ｍほどあったのですが、

途中からの曲がりがひどく

3ｍと1.5ｍに切り落としました。

くり丸太チェーンソーで切断動画

1.5ｍの原木を

一枚板に製材したのが

こちらになります。

くり一枚板
1500×500~650×60㎜
岩手県産

乾きが早い、冬伐採の木

原木を仕入れて

製材したのが

2018年の12月頃だったので

一枚板にして

自然乾燥した期間は

1年4ヵ月ほどです。

製材時の板の厚みは70㎜

一般的な常識からすると

広葉樹は1寸(30㎜)が

乾燥に要する期間が

およそ1年とされています。

2寸3分(70㎜)は単純に

2年とは言えないでしょう

厚みが厚くなるほど

自然乾燥の期間は長くなります。

そのような常識でいくと

今回の一枚板は

経験的なところですが、

1年4ヵ月経過した時点での

木の反りや動き

そして

材の重さ

切り落とした

おが屑の湿り気などから

仕上げてOKと

判断しました。

わたしたちは

水分含水率計は

使っていません。

この乾燥期間の

短さの理由は

いくつかあるのですが、

この原木の伐採時期は

11~12月で

木に水分が少なくなっている

冬季の伐採によるところが

大きいと考えています。

杢がのっています

こちらの

くり一枚板は

形も特徴があって

面白いことに加え

板の表面全体の

木目が素晴らしいです。

年輪とは別な

木の模様である「杢(もく)」が

存在感をだしています。

オイル仕上げ

オイル仕上げは

いつも使っている

植物油の自然塗料

「オスモカラー」です。

ウッドワックス

エキストラクリアーという

基本のクリアーを

塗っていきます。

塗装動画です

植物油の良いところは

いろいろあるのですが、

木材管理の面でも

とても役になっていると

考えます。

主原料である

植物油を染み込ませることで

木がゆっくりゆっくり

呼吸ができるようにしています。

それによって

空気環境に敏感な

木材を保護する役割が

あると考えます。

オイルを塗ったことで

年輪が浮き出て

杢が立体的に見えます。

耳の仕上げは

あまり削りこまないようにして

なるべくもともとの

自然な状態に近いように

することを

心がけて仕上げています。

木裏(裏面)の塗装

木裏は

木表の面に

比べると

杢もすこし落ち着いて

おとなしくなっています。

くり一枚板

パソコンデスクや

書斎机に

向いています。

まとめ

岩手県産のくり一枚板です

長さは1500㎜

入り皮で

穴が開いていたりして

形も特徴があります。

杢が全面にのっていて

表面はブラッシングによって

浮造り仕上げで

凸凹の感触を楽しめます。

表情豊かな

無垢材の一枚板を

天板に使う。

パソコンデスクや

書斎机で

自分だけの空間を

造ってみませんか。

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
https://kinomisesanmoku.co.jp/blog/29283/

木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
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