巾の広い栓(せん)一枚板をプレーナー&オイル仕上げ

市場で仕入れた

セン一枚板

巾が広いセン一枚板は

なかなか珍しく

何枚かまとめて

仕入れができました。

自然乾燥で

反りが出ています。

表裏を平らに

するために

プレーナーで

削ります。

職人技のプレーナー仕上げ

台の上に

荒木の一枚板をのせて

スイッチひとつで

一枚板が削られていく。

プレーナーというと

そんなイメージを

される方もいらっしゃる

ようです。

しかし

反っていたり

ねじれていたりする一枚板を

ただ平らに削るだけだと

ただただ

一枚板が薄くなるだけで

それは

機械の操作ができれば

誰にでもできることなのですが、

実際のプレーナーで

削る作業は

板を設置してから

削り始めるまでに

板の反りをみながら

ねじれがどの程度か

を確認します。

そして

削る面が

無駄に多く削られないように

クサビを入れて

ねじれた一枚板が

なるべく少ない削りで

平らになるように

セットしていきます。

その作業は

とても緻密で

一枚板の削りが

開始されるまで

時には1時間以上

かけて

調整していきます。

経験が必要で

素人知識で

出来る仕事ではないと

わかります。

プレーナー掛けの動画です。

割れ補修

プレーナーで

削ってから

割れの部分や

節の欠けなど

埋めた方が

良さそうな箇所を

パテで埋めていきます。

オイル塗装

プレーナー掛け

パテ埋め補修、

サンダー磨きなどが

終了して

最後の工程

オイル塗装に

入ります。

オイル塗装動画

完成

塗装は

植物油の自然塗料

オスモカラー

エキストラクリアーを

一回塗装しています。

納品までは

このまま保管しておき

納品が決まってから

塗り増しをします。

そこでは

オスモカラーの

ワックス成分が豊富な

フロアークリアー

エクスプレスで

塗り増しを

していきます。

セン一枚板

1900×650~900×50㎜

巾の狭いところと

広いところの

差が30㎝近くあります。

個性ある一枚板です。

ダイニングデーブルや

リビングのローテーブルに

使われると

その存在感で

空間を素敵に

演出してくれるでしょう。