手造りの下駄箱カウンター×杉一枚板

玄関ホールや

そこから続く廊下などを省略した

狭小の玄関スペースが増えてきました。

玄関からそのまま

リビングになることも

よく見かけます。

手造りの下駄箱・建具

住宅工房きっかわ

1820×1820ほどの

玄関スペース

最初に目に留まる

下駄箱と建具。

建具は既製品が当たり前で

カタログから選ぶのが

通常となっています。

建具がオリジナルと

いうだけで

オンリーワンで

自分だけの空間になります。

また

取り外しが可能な

建具は

季節によっても

模様替えができる特性があります。

昔の京都などでは

衣替えのように

夏障子に入れ替えたりすることが

よく行われていました。

葭簀(よしず)の夏障子で

視覚的にも季節を感じて

涼を求めることができます。

杉でつくった下駄箱

奥行きが35㎝ほどで

本来の靴を収納する

最低限のスペース。

耳付きの杉一枚板を

天板カウンターに使っています。

スリッパ収納

天板に使った

杉一枚板と同じ板で

耳付きのまま

スリッパの収納棚

に利用しています。

玄関タイルと床が同じ高さ

式台や框(かまち)などで

一段高くなるのが通常ですが、

こちらは

玄関タイルと床の高さが

同じでフラットになっています。

床：なら無垢フローリング
1820×120×15㎜
植物油のオイル仕上げ

まとめ

玄関で必ず見られる

下駄箱を

手造りのオリジナルで

製作しています。

既製品が多い中

手造りのよさは

他にないオリジナル感と

その家に合わせた

サイズ感を求めることが

できる良さがあります。

無垢材でつくる

良さとして

もうひとつ

メンテナンスの良さも

挙げられます。

無垢材を基本にした

手造りになっているので、

修理などで部品の

欠品などの心配がありません。

部品がないから

新しいものに買い替える

ことをしなくても、

メンテナンスで

その時々で

手直しをして

無垢材の経年変化を

楽しみながら

家族とともに

その家になくては

ならない存在に

なっていくのだと

おもいます。