網代・煤竹(すすだけ)・杉を使ったトイレ

須藤工務店

西南かば

床には

中国の南に位置する雲南省から

多く産出されるという

西南かば無垢フローリング

雲南省は中国の最も南に

位置していて

タイ・ミャンマー・ラオス・ベトナムと

面している

もはや東南アジアとも

言えるような亜熱帯の

温暖な地域です。

もうひとつ

日本で知られている

中国のかばフローリングは

打って変わって

中国の遼寧省、黒竜江省

吉林省などの東北地方から

産出されています。

杉一枚板カウンター

杉一枚板を使って

手洗いカウンターにしています。

杉一枚板

1820×450~500×50㎜

樹齢の高い

杉一枚板

素直な中板目と

壁際に入り組んだ杢が

入っていて

表情がある一枚板です。

耳付きのまま

カウンターにしています。

天井には

ヨシを平らにつぶして

網代にしたものが

使われています。

煤竹

廻り縁には

旧家の屋根裏に保存されていた

竹です。

煤竹(すすだけ)といい

長い間、囲炉裏の煙に

さらされて燻製のような

色合いになった竹です。

数寄屋建築や茶室に

使われることもよくあります。

屋根の下地材で骨組みとして

藁ぶきを支えていたものが

長い間に囲炉裏の煙に

いぶされてできたものです。