キハダ一枚板をカウンターに使う

キハダ、それほど有名ではない木ですが、

ナラやクリ、ケヤキほど

知られては

いないのですが、

地元の岩手県で育った

キハダという木があります。

赤身の色合いが

なんとも言えない。

キハダには

他の木にはない

雰囲気があります。

このキハダは

岩手県の原木市場で仕入れました。

キハダは日本全国に分布しています。　

隣国だと

中国、北朝鮮、ロシアなどです。

北海道産に大径木が

多くありましたが

近年は少なくなっています。

岩手県の原木市場では

数量は少ないですが、

出品されています。　

漢方薬や染色にも使われます。

内皮が

この木の名前に由来する

鮮やかな黄色です。

この黄色の内皮は黄檗(おうばく)

と言われ、漢方薬として

整腸剤で使われています。

鮮やかな黄色は染料としても

利用されるようです。

杢目はクリなどに似ていて

はっきり年輪が見えます。

この木は芯からは

だいぶ離れていて

赤身も多い一枚板です。

赤身の色が濃くでていて

淡いチョコレート色に

なっています。

ところどころに縮み杢が

出ています。

オイル仕上げ

オイル仕上げで

木目がはっきりとあらわれ、

キハダ特有の

チョコレート色の赤身が

渋く深みを増しています。

植物油の自然塗料

オスモカラーオイル仕上げ。

透明のクリアー仕上げ

エキストラクリアーで一回、

ワックス分の強い床用の

フロアークリアーで

1回塗装しています。

2階の多目的スペース

2階に設けられた

多目的な

ユーティリティースペース

家事をしたり、読書をしたり

パソコンをしたりと

吹き抜けの空間を利用して

明るい雰囲気のなかで

ゆったりと

家事仕事や趣味などを

行う空間になっています。

ゆい工房

キハダ一枚板を

カウンターにしたことで

天然素材の野趣あふれる

カウンターが

アクセントになっています。

家事の動線にある

生活スペースで

ゆったり過ごせる

心豊かな空間です。