どちらかというと柔らかい木材(傷が付きやすい)、どちらかというと硬い木材(傷が付きにくい)などはありますか? 2024.04.17 あくまで一般論ではあるのですが、剛性を重視する建築材としてではなく、 手や足に触れる木材として考えた場合、スギ・サワラ・ヒノキ・キリ・ヒバ・ネズコ、などは比較的柔らかめではあります。 しかし傷が付きやすくても、傷が目立ちにくいという傾向もあります。 硬い木としては、ケヤキ・ナラ・サクラ・エンジュ・カシの木・ハンノ... 詳しくはこちら
高樹齢の一枚板には、どんな特徴があるのでしょうか? 2024.04.17 300年育った木は、材料になっても300年持つ、と言われることがあります。 老木になればなるほど年輪が緻密になり、年を重ねれば重ねるほどクセがなくなっていくからです。 動きがゆるやかになり、存在感が出てくるのは人間と同じように思います。 例外はありますが、白太が赤身に変わっていき、赤身は新陳代謝が低くなっているた... 詳しくはこちら
一枚板と空間のカラーコーディネートで悩んでいるのですが、どのような考え方で選べば良いでしょうか? 2024.04.17 お部屋の壁、床、天井などはカラーコーディネートが重要なところですが、家具・椅子・タンスなどは「オブジェ」として考えると、カラーコーディネートを難しく考える必要はあまりないと考えています。 お店に来られるお客様でも、最終的には空間とのコーディネートよりも、板単体で気に入ったからそれを買うことにした、という方が多く見られ... 詳しくはこちら
キッチンなど濡れていることが多い環境や、湿度の高い場所などに向かない種類の木などはあるのでしょうか? 2024.04.17 経験的には、現代の新築やリフォームなどで洗面所・手洗いカウンター・キッチンカウンターなどの水廻りに特定の樹種が向かないということはない、と考えています。 ただし、例外になるのは常に湿気にさらされている浴室です。 常に湿気と水気がある浴室、そして常に紫外線と外気にさらされる屋外は、材料選定を吟味する必要があると考えま... 詳しくはこちら
一枚板の木表(きおもて)と木裏(きうら)はどのように判別するのでしょうか? 2024.04.17 主に耳・木口・節の3つで判別できます。 原木は大体バームクーヘンのような年輪をしていますので、半円の上に面した側が木表になり、すると耳が上を向きます。また、芯に近くなればなるほど若木だった頃の節が残り、木表のほうでは少なくなることも、手がかりになります。 原木の中心から取れる板は、木表とも木裏とも言えないということ... 詳しくはこちら
いびつな形の板は、そうでない板に比べて強度面で劣ることはあるのでしょうか? 2024.04.17 ありません。建築材として使うのではなく、一枚板としてお使いいただく場合、強度や剛性が劣るといったことはありません。強度は、いびつかどうかということよりも、板の厚みによって決まってきます。... 詳しくはこちら
「神代杉(じんだいすぎ)」とは何ですか? 2024.04.17 埋れ木(うもれぎ)の一種で、基本的には火山の噴火により、立木の状態で埋もれたもの。数千年〜数万年が経過し、木がギリギリ原型を保っているものをいいます。土石流や火砕流で埋もれたもの、近隣の山が大噴火を起こし、その火山灰で立ったまま埋もれたものなどがあります。宅地造成工事で偶然に発見されることが多く、こうしたものを「神代」... 詳しくはこちら