一枚板から「ウッドスピーカー」wood bluetooth スピーカー
1枚板からウッドスピーカー製作
1枚板から木のスピーカー
bluetooth対応のウッド スピーカーです。
今回の素材は
1枚板のタモ材
ロシア産のタモ材とカリンのでbodyを製作します。
芯持ちのタモ一枚板
以前カウンターに使ったタモ一枚板の残り材
もとは4m物の板材でした。
芯から外れた3mをカウンターとして使いました。
残ったこの板は
芯が入っていたため大きく割れていました。
芯持ち材は柾目が使えます。
芯持ちの板と言うことで、一枚板としてはこのように割れていて
なかなか使えないのですが、
中板目杢で両脇がきれいな柾目となっていて
半分に割ることによって
用途が広がります。
今回のスピーカーbodyは
この板をタテ割りして
2台分造ることになります。
タテに製材します。
2枚になったタモの柾目材
左のカリン材と右のタモ材でbodyになります。
ちなみに上に映っている製作途中のものはクリ材&カリン材です。
製作開始
製作者のCADソフトでデザインの確認
NCルーター
NCルーターで製作します。
ルーターとは”刳り貫き機”という工具のこと。
この機械があって
はじめてオリジナルウッドスピーカーが造れます。
まずbodyの一部
タモ材の
ルーターによる刳り貫きが完了
bodyのもうひとつ、カリン材をくっつけます。
top材はブラックウォールナットを使います。
削り出しが終わりました
わかりづらいかもしれませんが、スピーカーの下に使われる
脚材のサクラ材です。
これらの材料の削り出しがおわって
それぞれを磨き上げの作業に入ります。
バリを取ってからサンダーで磨きます。
そして
オイルで仕上げます。
スピーカーとアンプのの装填
アクリル板の取り付けなどが行われて
完成していきます。
そして完成
今回2台完成したうちの
1台
サイズ:横370~390㎜×奥行195㎜×高さ110~135㎜
スピーカー8㎝×2
内部構造は
バックロードホーンタイプのスピーカー
音響構造が見えるようになっています。
底部に10㎝のウーハースピーカーが内蔵されています。
脚材がスピーカを取り囲むように付けてあり、
低音の効果を上げていきます。
独立したボリューム設定ツマミ
ツマミは3つあります。
全体の音量のメインボリュームツマミ
8㎝スピーカーのボリュームツマミ
10㎝ウーハースピーカーのボリュームツマミ
マスター/ハイ・ミッド/ウーハーそれぞれのボリュームコントロールが可能です。
それぞれ独立したボリュームツマミなので
8㎝SPとウーハーのバランスを
自在に調整できるので、
より好みの音響バランスを楽しめます。
bluetoothまたはLine in putに対応
スマホの音楽をBluetoothで聴くことができます。
しかもラインインプット付なので
CDウォークマンや、お使いのステレオや
テレビの音を聴くことができます。
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木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。当店自慢の木材を使ったスピーカーや時計などのオリジナル家具の販売、ご自宅や店舗に合わせたオーダー家具の制作も承っております。
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