個性的なケヤキ一枚板×オイル仕上げ

以前仕入れたケヤキ一枚板

長さ2ｍほどで

横巾で80~90㎝あります。

割れていたり、

大きな虫穴が開いていたり

そして

反りもあります。

変形の原木から

製材したのでしょう

大きな枝跡が上部に見えます。

板の中ほどが

割れないように

ボンドが塗られていましたが、

あまり効果がみられないほど

この一枚板の個性が

強いことがわかります。

プレーナー仕上げ後の補修

一枚板のテーブルに仕上げるために

両面をプレーナーで

削ってもらいました。

割れているところに

パテ埋めの処理をしていきます。

瞬間接着剤とおが屑を使います。

こちらのブログで解説しています。

一枚板の割れ、抜け節の補修方法

削り残しの部分の仕上げ

個性的な一枚板で

動きからの反りもさることながら

表面も波打っていたりして

凹凸がありました。

一枚板表面を真っ平に

削ることもできますが、

そうすると

板厚がどんどん薄くなってしまいます。

それはできれば避けたいので

ある程度が

平らになったら

端の方は削り残して

後から仕上げることにしました。

補修完了

今回のケヤキは

補修箇所がたくさんありました。

貫通した入り皮の穴などは

景色としてそのまま

補修せずに残したところもあります。

補修は瞬間接着剤と

おが屑を使いました。

小さな穴や細い割れなどは

接着剤だけで

補修しています。

大きな入り皮が入った部分

貫通していて

そのまま残すことにしました。

オイル仕上げ

オイル仕上げは

とても楽しみな作業です。

けやき一枚板　
2100×800~900×55㎜
植物油のオイル仕上げ