岩手のくり一枚板にオイル塗装します。

プレーナー仕上げ

割れの補修が終わり

これから塗装です。

サイズは2000×300～450×65㎜

全体に末広がりの一枚板です。

杢が動きがあり表情豊かです。

原木の芯からも離れていて

年輪も栗にしては細かいかと思います。

オイル塗装

いつものように

塗装は植物油のオスモカラー

一回目は

エキストラクリアーを塗っていきます。

耳の肌触り

板の耳の感じをみながら

どうするか決めるのですが。

耳の部分

木の皮を剥がした部分ですが

今回は

ブラッシングしています。

浮造り(うづくり)仕上げにはならずに

耳のラフな感じは残しつつ

手触りがサンダー仕上げとは

違う感触になります。

栗と植物油

いつも思いますが

相性がすごくいいです。

栗の木のなんとも言えない

優しい杢目と

それでいて

はっきりした年輪

堅さと柔らかさを

兼ね備えたような質感が

植物油のオイルと相性が

抜群にあうのですが、

それに加えて

経年変化が

何年も何十年も先ではなく

数か月で渋い深みを

だしてくることがあるのが

この木の

楽しみなところでもあります。

くり一枚板(岩手)