ケヤキ一枚板を仕上げる
ケヤキ一枚板を仕上げる
阿部さんのお宅にある
大量の一枚板の中から選んだ
ケヤキの一枚板
店に持ち帰って
板をみながらいろいろ検討
テーブルのように置いてみます。
荒木の状態ですが
存在感あります。
下の割れが
ねじれを伴っています。
割れたところの段違いが
かなりの段差になっています。
プレーナー掛けがかなり困難になりそうです。
削ってもこれだけの癖があるので
同じように動くことが予想されます。
割れている部分を
思い切って切ることにします。
丸ノコの刃が届かず
手ノコで切断
全体の形をもう一度みて
狭く長いところも
少し切り落とします。
大きく割れた部分をカットして
形がきまりました。
木裏には
貫通していない大きな穴。
白太の虫穴がかなりありますが、
このまま残してみようと思います。
この後
プレーナー仕上げを行いました。
曲がった形なので
思いのほか大変だったようで
スタッフの原田君いわく
写真撮るのを忘れるほど大変だったようです。
仕上げ塗装
大変だったプレーナーも終わり
入り皮や割れの補修
耳の仕上げをして
全体をサンダーで磨いて
塗装に入ります。
塗装前のケヤキです。
荒木と比べると
だいぶ年輪も出てきて
いい感じです。
濡れ色がスゴイ
オイルは
植物油の自然塗料
オスモカラー。
オイルを塗り始めたら一気に
花が開花したように
杢目が浮き出てきました。
それほど年輪が細かいケヤキでは
ないのですが
木味がとてもよく
オイルとの相性が抜群の
濡れ色を見せています。
耳の仕上げも
深く削らずに
元々の部分をなるべく残して
仕上げています。
ケヤキ一枚板仕上げ
そして
ケヤキ一枚板は
ご主人のもとに
帰ってきました。
まだまだ
魅力ある一枚板がたくさん
ありました。
カフェができるときに
テーブルとして
蘇って欲しいです。
またひとつ
楽しみができました。
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木の店さんもくは、岩手県一関市で1964年に創業した木材やオリジナル家具などを販売している木のお店です。地元岩手を始め、国内産・海外産の無垢材、一枚板、銘木など豊富に取り揃えております。
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