芯持ち、虫食い、腐れあり、、岩手産くりハギ合わせ天板

岩手県産のクリ原木から製材した板材。

乾燥がすすんだ板材をチョイスして

ハギ合わせ天板を製作します。

ハギ合わせの材料に選んだクリ材は

芯持ち材で大きく割れた板、虫食い跡が目立った板、

フケが多くあり腐れも見える板

そのような板材から

ハギ合わせ天板を製作していきます。

製作前の素材を見ながらの解説

今回のブログではそのなかの一枚の製作についてまとめました。

芯割れした板を両サイドに使って

芯持ち材ですが、大きく割れることもなく

なんとか少しの割れにおさまった板を

真ん中の板に使うことになりました。

いうなれば

芯持ち材で作るハギ合わせ天板となります。

職人さんと打ち合わせをして

なるべく巾がある天板になるように

材料を活かした形でハギ合わせをする方向になりました。

ハギ合わせ板をオイル仕上げ

ハギ合わせが終わり、もろもろの仕上げ作業を経て

オイル仕上げまで来ました。

接ぎ合わせは両側の板をなるべく活かすかわりに

それぞれの巾はだいぶ違いがでる形になりました。

それでも

見た感じ違和感なく、自然な雰囲気をもった

ハギ合わせ天板に仕上がったと思います。

植物油のオイル仕上げ＆解説動画

くり一枚板【ハギ合わせ板】1800×900~950×58㎜

裏側