木裏なのにうづくり仕上げ?唯一無二な風景のある長尺スギ一枚板
こんにちは、木の店さんもく代表の近江です。
今日は、かなり変わった、おもしろいスギ一枚板をご紹介したいと思います。
サイズは3000×460~760×38㎜と、長尺な一枚板になります。
こちらは2023年の3月にオイル仕上げしました。
木裏用として販売している理由は…
このスギ一枚板、商品ページのタイトルでは【木裏】と強調してあります。
実は、木表側も使えなくはないのですが、原木のかなり外側の板なので、木表側は面皮が多く、平らな面が少ないのです。
そのため、お客様の使い勝手を考えて、広々と使える木裏面をメインとして考えて「木裏面うづくり仕上げ」にしたのです。
普通スギの一枚板というと、「板の両側の耳に白太があって、中央に赤身がある」というイメージですが、
この一枚板は全然違っていて、赤身がまるで海の上の島のように、ところどころに点在しているのが特徴です。
よくある耳白の赤白材とは違い、
このような赤身と白太が入り混じった木目を
昔の先輩銘木匠たちは「源平杢(げんぺいもく)」と言っていました。
源平杢は原木の外側に近い部分や、切り株の根杢(ねもく)などで現れることが多く
源平の合戦を思わせる赤白入り混じった面白みのある木目になります。
いま、さんもくの展示倉庫にある板のなかでも、いちばん変わった表情の板の一つと言えるかもしれません。
ちなみにこの板をオイル仕上げした時の動画も残っています。
しかし動画でも紹介していますが、この一枚板、木表も使えないわけではありません。
平らなところが少ないのですが、花瓶やオブジェなどのディスプレイとしても使えます。
どんな使い方ができる?
木裏面であれば、やはりカフェテーブルとして活躍しそうな気がします。
唯一無二の景色なので、お店の顔として、シンボリックな一枚になってくれると思います。
木裏を使うとしたら、やはり実用というよりは、この板そのものをオブジェとして鑑賞したり、
何かを飾る用途が向いているでしょうか。
雨風や紫外線の影響を考慮したうえで、
お店の入口に立てかけたりして、看板にするのも良さそうですね。
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一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
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一枚板xオイル仕上げの専門店|木の店さんもく 岩手
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