杉一枚板を洗面カウンターに使う

水廻りに一枚板を使うとき

特に洗面所やトイレに使われる

カウンターには

赤身が多く

樹齢が高い一枚板を

使われることを提案しています。

高樹齢の杉一枚板

関西地方からやってきた

杉一枚板です。

樹齢も高く

一見すると四国の

土佐杉のようにもみえる。

厳しい環境でゆっくり

育った木目の細い年輪の

杉一枚板です。

杉(すぎ)一枚板

2000×550~620×36㎜

植物油オイル仕上げ(オスモカラー)

小さな節が点々としていますが、

杢柄だけをみれば

中杢に近い

中板目杢で

赤身が多い杉板です。

洗面所で使われる

大きなシンクが入る

カウンターに使われることに

なりました。

シンプルでウッディな洗面

ゆい工房

ウッディでシンプルな洗面所

既製品にはない

鏡や収納棚など

必要なアイテムだけを

設えています。

余計なものを排除した

ことで

素材感が前面にでていて

全体的にシンプルな中に

しっかりとした

雰囲気を演出しているように

思います。

赤身の多い木は水に強い

奥行が50㎝ほどあって

深さもある

大きなシンクの洗面ボウルです。

大きなシンクを受け入れる

60㎝の巾を持った

杉一枚板です。

そして

水廻りには

欠かすことができない

赤身も十分にある

樹齢の高い杉板です。

カウンター下の収納部は

大工さんによる

手作り造り付けと

なっています。

収納扉の鏡板には

杉柾目材を使って

控えめな景色としています。

まとめ

一枚板のカウンターや

収納などで無垢材を

使う際に

提案する側として

気を付けていることがあります。

それは

無垢材を

たくさん使いすぎないこと

これもいい、あれもいいと

使いすぎることで

気に入った材料がお互いを

潰しあってしまい、

コッテリし過ぎてしまうこと

があります。

主役に見せたい部分と

脇役になる部分を

しっかりと分けることで

使い過ぎによる

うるささをなくすことが

できると思います。

板目材や柾目材

白太、赤身の使い分けなど

ちょっとした

工夫で全体的に

雰囲気よく

空間を演出することが

できると考えます。