岩手県産イタヤカエデのPCデスク配線穴あけ加工

原木で仕入れて一枚板に製材した

岩手県産のイタヤカエデの板材です。

長さは2ｍ20㎝ほど

ご覧の通り

乾燥とこの木のクセで

見事に反っています。

板の厚みは70㎜ほどあります。

しかし

このままの長さだとプレーナーで両面を

削って平らにしようとすると

おそらく厚みは30㎜か

もしくはそれ以下になりそうな感じだったので、

長さを半分に切って

それぞれを仕上げることにしました。

半分にカットした一枚

長さを2ｍから1ｍほどにカットすることで

反りも穏やかになりプレーナーで削る面積も減り

50㎜の厚みに仕上がりました。

耳の感じは

すごくいいです。

植物油のオイル仕上げ&解説動画

かえで一枚板【岩手】　
1100×500~600×50㎜

PCデスク用の丸穴加工

お客様より

PCデスクにする際に電気配線をまとめて通すための

穴を開けてほしいとのご要望がありましたので、

45㎜の丸穴を開けることになりました。

穴の位置は

PCデスクを設置したときに

壁側になる方の天然耳付きの近くに開けます。

卓上ドリルで穴を開けていきます。

堅すぎる・・・

カエデの木が予想以上に堅く

卓上ドリルではまったく歯が立たず

電動ドリルに持ち替えて

穴あけを再開します。

それでも堅く

なかなか穴が開き進められません。

少しずつ少しずつ

反対側からも穴あけをして

トンネルのように両側から穴を開けていきます。

残った端材をポンチで落とします。

貫通しました！

ただ穴を開けるだけなのですが、

そこそこ径の大きい穴を開けるということは

想像以上に難しく大変な作業でした。

なんにせよ穴が貫通して

まずは一安心です。

板の真ん中の奥に穴をあけたので、

PCモニターの陰で配線の集まりはそれほど

目立たないと思います。

配線をまとめて穴に通して

スッキリすることでしょう。

納品

納品後にお客様より

メールで画像が送られてきました。

素敵なPCデスクになっています。

昇降機能が付いたアイアン製の脚に

お客様が自分でカエデの一枚板を取り付けられて完成しました。

板の奥行(巾)が500~600なのですが、

最近のPCはスッキリしたシンプルなシステムなので

天板上も余裕があるように見えます。

ゆったりとPCワークができそうです。

お客様も大変気に入っていただいているようで

お礼のメールと画像を送っていただいて

自分もホッと一安心

とてもうれしいです。

ありがとうございます。

一枚板はこんな風に使われています【一枚板の作品&使用事例】
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木の店さんもく 一枚板の販売サイト【商品一覧】
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