青森ひば一枚板を両面プレーナー仕上げ

秋田の銘木市場で仕入れた

なかなか珍しい杢の

青森ひば一枚板

細かく杢の動いた青森ひば一枚板

入荷直後の青森ひば一枚板

仕入れたのは9年前

市場で一目惚れでした。

こんなに細かく動き回った

杢の青森ひば一枚板は

とても珍しく

一目で気に入ってしまいました。

プレーナー仕上げ

しばらく倉庫で

素材(荒木)の状態で

展示販売をしていました。

今回

これを仕上げてみようと思います。

まずは

両面プレーナー掛けをします。

入荷した時の画像と

比べると

すでに飴色になっています。

さらに

未乾燥材として

入荷したときも

重かったのですが、

9年経過して

だいぶ乾燥しているのですが、

重いのです。

以前仕上げた

杢の細かい青森ひば一枚板の

ときと同じように

乾燥していてもすごく重いです。

脂分なのでしょう。

プレーナーの機械に

通して

削られて出てきた

青森ひば一枚板

それと同時に

ひばの香りが

一面に広がってきました。

ヒノキ風呂の温泉にいるようです。

少しずつ

何回かにわけて

削っていきます。

真ん中のあたりに

削り残りがあります。

これは

自然乾燥によって

板が多少反っているので

両端が削られて

中央が削られずに

残っているのです。

青森ひば削りクズをお風呂使う

青森ひばの削りクズに

まみれながら

削っていきます。

削りクズからも

青森ひばの香りが

強くでています。

この削りクズを

アミに入れて

お風呂に沈めると

ヒノキの香りのなかで

入浴ができます。

特に

天然ヒノキと同じように

樹齢が高い

青森ひばの削りクズは

植林のヒノキよりも

香りが強いです。

削りの最後を

動画に撮りましたので、

ご覧ください。

プレーナー仕上げ完了

両面プレーナーで削ることで

新しい面がでてきて

キレイになります。

それでも

入荷当初にくらべると

年月の経過によって

脂分がでてきて

削っても

色合いは

すこし濃い感じになっています。

青森ひばのような脂分が

多い木

とくに今回のように

乾燥しても

重さを感じるような

一枚板は

素材として置いていても

すこしずつ

色あがりを

してるようです。