【サウナ木材探訪】杉板を使っていました。
埼玉県 朝霞サウナ 和(なごみ)
〒351-0011 埼玉県朝霞市本町3丁目1−53
Tel. 048-451-3317
東武東上線 朝霞駅前徒歩1分
車だったので、
駅前ロータリーの有料駐車場に車を停めて
建物へと向かいました。
サウナ内部の画像などは
朝霞サウナ 和(なごみ)さん
公式ホームページを御覧ください。
フロント
サウナ好きが
おそらく自分のため、そしてサウナ好きのために作ったようなサウナでした。
男性用浴室には
サウナは3つありました。
エントランス
6段タワーサウナ
6段タワーサウナ
広さはおそよ5m×7mくらい
天井は杉羽目板が施工されていて
目透かし加工で90~105巾くらい。
壁面はコテあとが見えるので塗り壁か。
壁面には杉の135巾の板が2枚
手摺りの帯板のような感じでついていて、
最上段は背板のようになっています。
床は杉板のスノコ状になっていて
板の巾は135㎜くらい。
セルフロウリュ サウナ
2.5×3m くらい
90㎜くらいの羽目板を30枚 26枚
壁面には床から天井まで
縦張り羽目板 90㎜
天井は石膏系の黒から藍色
床はスノコ状の杉板
大きく反ったり、割れたり、
または劣化した板を簡単に
交換できそうな作りで
メンテナンスしやすいと思います。
使われている杉は
ほぼ無節で
羽目板は白太が多い印象だが
ところどころ赤白もありました。
ドアの取っ手にひと工夫
ドアの取っ手を杉板でリメイク
900×250×30くらいの片耳の杉板が
ボルトで固定されていました。
これはすごくワイルドでかっこよくて
とてもいい感じでした。
サウナに杉板
木材の仕事をしていて
いままでにも
サウナ室内に使われる木材を
販売したり、お問い合わせをいただいて
提案などしてきたのですが、
自分自身、今のように
いろんなサウナを探訪したり
サウナを楽しんでいない、
サウナというものに入ったことさえ
なかった頃は
サウナといえば、スプルス!
といった感じで
スプルスの柾目材の羽目板やフローリング
もしくは
ヒノキや青森ヒバなど
水気に強いと言われる材料を
提案してきました。
しかし
実際にサウナを利用して思ったことは
水気に強い材料というよりは
交換しやすい施工を
心がける方が
メンテナンスが簡単にできて、
良いのではないかと
今では思っています。
昔だったら
サウナに杉の赤白や白太など
もってのほか!
と思い、そう提案してきましたが、
今では
メンテナンスしやすく施工さえしていれば
杉は全然イケルと考えています。
休憩スペース
今回の
朝霞サウナ 和(なごみ)も
床や帯板などは
使えなくなった板だけを交換するなど、
簡単に取り替えやすい施工になっていると感じました。
サウナ後の水風呂が2つあって
とても広く、そして冷たい水風呂で
5度くらいの超冷たい水風呂が
強烈で、やみつきになりそうでした。
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